スペイン紙『エル・デスマルケ』は5日、バルセロナのチャビ監督に対する信頼度を調査するためのアンケートを行った。
2021年11月6日、チャビ監督はロナルド・クーマン前監督の後任としてバルセロナの指揮官に就任した。『エル・デスマルケ』は、就任から1年以上が経った今、チャビ監督がどれほどの信頼を得ているのかを調査。5日に行われたコパ・デル・レイ（国王杯）ラウンド32のインテルシティ戦（○ 4－3）でバルセロナが辛くも勝利した後、「チャビは信用を失っていると思いますか？」というアンケートを実施している。
現在のところ、「はい（信用を失っている）」と答えたのは全体の69.2％。「いいえ（信用を失っていない）」と答えた30.8％を上回っている（6日14時時点）。世界のサッカー界を席巻した“ティキ・タカ”の体現者であり、大きな期待を背負って指揮官となったチャビ監督に対して、厳しい目が向けられ始めていることが浮き彫りとなった。バルセロナは、2022年最後の試合となった12月31日のラ・リーガ第15節のエスパニョール戦でも、試合全体を通して精彩を欠いて1－1のドローに終わっている。
インテルシティ戦後にインタビューへと応じたチャビ監督は「試合に勝つためには、もっと決定的なことをしなければならない」とコメント。プリメーラ・ディビシオン（実質3部）を戦うチームに三度追いつかれた点については「多くの失点をしてしまった」と反省の弁を述べ、「ペナルティエリア内での力強さが欠けているのも気がかりだ」と、攻撃面の物足りなさも指摘した。
次節、バルセロナは9日にアトレティコ・マドリードとのアウェイ戦を控えている。
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