アーセナルは9日、FAカップ3回戦で3部のオックスフォードと対戦。前半は、球際に厳しく寄せてくる相手の守備に苦しめられたが、後半に3ゴールを奪い、3-0で勝利した。
その立役者となったがFWエディ・エンケティアだ。この日もフル出場したエンケティアは、1点リードで迎えた70分にMFファビオ・ビエイラからのスルーパスに抜け出し、GKをかわしてチームの2点目を決めると、6分後には再びスルーパスからコースを消しにきたGKを浮き球で外す技あり弾で2ゴールの活躍を披露し、勝利の立役者となった。
アルテタ監督は試合後、エンケティアへの評価をこうコメントしている。地元メディアの「フットボール・ロンドン」が報じた。
「素晴らしい落ち着きを見せた。彼は素晴らしいフィニッシャーであり、走るタイミング、飛び出してきたGKを最後の瞬間まで待てる意思決定は彼の質を示している。どんどん良くなっている」。
エースのFWガブリエル・ジェズスがカタールW杯で負傷し、長期離脱を強いられたアーセナル。しかしW杯後は、アーセナルのレジェンドのティエリ・アンリ氏が長年つけていた背番号14を継承するストライカーが公式戦4試合で4ゴールの活躍を披露し、エースの穴を埋める活躍を見せている。
この活躍ぶりを指揮官は、「彼はこの瞬間を待っていたし、辛抱強く、正しい考え方でこの瞬間に備えていた。それが彼らしいパフォーマンスを見せられている理由」だと好調の要因も明かしている。
リーグ戦では首位に立っているアーセナル。好調さが際立つ23歳のストライカーの存在が19年ぶりのリーグ制覇に向けても追い風となっている。
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