2022-23シーズンのベルギーリーグ第20節が日本時間1月14日から16日にかけて開催される。今節の見どころを紹介していく。
オイペンvsシント=トロイデン
再開から公式戦3試合で無敗をキープするシント=トロイデン。その3試合すべてで林大地がゴールを挙げ、チームを牽引している。前節スタンダール・リエージュ戦でもワンチャンスを生かしたが、終盤にミスから失点。ドローに終わり、2ポイントを落とす結果に終わった。
そのシント=トロイデンをホームで迎え撃つのがオイペン。ここまで13位とパッとしないシーズンを送っており、前節はホームでシャルルロワに逆転負け。シント=トロイデン戦ではサポーターを失望させない戦いが求められる。
クルブ・ブルッヘvsアンデルレヒト
4位につけるクルブ・ブルッヘだが、カタール・ワールドカップ中断以降苦戦。中断中のフレンドリーマッチでも勝利がないと、再開から公式戦3試合で1分け2敗。ロマン・ヤレムチュクやスコフ・オルセン、ノア・ラングら実力者が揃う攻撃陣が噛み合っていない印象だ。
対するはアンデルレヒト。言わずとしれたベルギーの名門クラブだが、今季は苦戦。ここまで11位と低迷しており、直近のユニオン・サン=ジロワーズ戦でも1-3と敗れた。一人気を吐くのがウォルヴァーハンプトンからレンタルで来ているファビオ・シルヴァ。リーグ戦19試合で7ゴールを挙げており、才能に疑いはないことを証明している。
ユニオンvsアントワープ
昨季、三笘薫やデニス・ウンダフらが躍動し、優勝争いを演じたユニオン。今季も前線のダンテ・ヴァンツィール、サイモン・アディングラらが結果を残し、2位につけている。中断前から現在まで公式戦5連勝を飾っており、好調を維持している。その中で、町田浩樹はケガもあって定位置を確保できておらず、今季は出場機会は訪れていない。
一方のアントワープもここまで3位。三好康児は負傷離脱中だが、マルク・ファン・ボメル監督率いるチームは力強い歩みを見せている。ヴィンセント・ヤンセンがリーグ2位の11得点を挙げていることが大きな要因となっている。
シャルルロワvsセルクル・ブルッヘ
中断前まで公式戦7試合無敗をキープしていたセルクル・ブルッヘ。だが、再開後の3試合では勝利なし。日本代表から戻ってきた上田綺世も3試合ゴールがなく、チームとともに苦しんでいる。もっとも、チームとして上田になかなかボールを供給できておらず、攻撃の形を作れていない印象だ。
ホームで戦うシャルルロワは前節、オイペンに勝利し、リーグ戦3試合ぶりの白星を手にした。主将も任される森岡亮太だが、リーグ戦ここ5試合で先発は1試合のみ。前節はCKからアシストを記録しているだけに、先発のチャンスに期待したい。
ベルギーリーグ第20節
▽1月14日(土)※日本時間
ウェステルロー vs ルーヴェン(4:45)
▽1月15日(日)
セラン vs スタンダール・リエージュ(0:00)
メヘレン vs オーステンデ(2:15)
オイペン vs シント=トロイデン(2:15)
ヘンク vs ズルテ・ワレヘム(4:45)
クルブ・ブルッヘ vs アンデルレヒト(21:30)
▽1月16日(月)
ヘント vs コルトレイク(0:00)
ユニオンSG vs アントワープ(2:30)
シャルルロワ vs セルクル・ブルッヘ(5:00)
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