12日、カラバオカップ準々決勝のサウサンプトンvsマンチェスター・シティ戦が行われ、ホームのサウサンプトンが2－0で勝利を収めた。
マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督は、週末のプレミアリーグも見据えてベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネやノルウェー代表FWアーリング・ホーランら主力数選手をベンチに置いた。しかし、前半23分にフランス人FWセク・マーラのゴールでサウサンプトンに先手を取られると、28分にもマリ代表MFムサ・ジェネポに追加点を奪われる。後半にはデ・ブライネ、ホーラン、スペイン代表MFロドリらがピッチに入ったが、最後まで得点を奪うことができずサウサンプトンに敗戦。“常勝軍団”がよもやのカラバオカップ敗退となった。
イギリスメディア『BBC』は12日、試合後にインタビューに応じたグアルディオラ監督のコメントを紹介。グアルディオラ監督は「準備ができていなかった」と敗因を述べ、就任7年目にして初めてカラバオカップの準々決勝で敗退したことを悔やんだ。
「より良いチームが勝った。我々は良いプレーができなかったし、特に序盤はうまくいかなかった。悪い立ち上がりでも、それを克服できる試合はたくさんあるんだけどね」
「準備不足のまま試合に臨むと、1インチの遅れが生じてゴールを決められなくなる。今日は悪い夜だった。彼ら（サウサンプトン）を褒めなければならないね。試合に勝つためにはそれに値する努力が必要で、今夜はそれが足りなかった」
タイトルを一つ失う結果となったマンチェスター・シティは、14日にプレミアリーグ第20節のマンチェスター・ユナイテッド戦を控えている。現在、首位・アーセナルと勝ち点「5」差の2位につけているマンチェスター・シティにとって、敵地『オールド・トラッフォード』での一戦は絶対に落とせないものとなる。
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