若手指揮官ヴィンチェンツォ・イタリアーノの下、今シーズンはUEFAカンファレンスリーグに出場し、5年ぶりとなるヨーロッパのカップ戦の舞台に立ったフィオレンティーナ。今シーズンはまだ、リーグ戦のほか、カンファレンスリーグやコッパ・イタリアの試合を残す中、ジョー・バローネGMは、今冬の移籍市場における注目株の売却を否定した。
FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022でベスト4の好成績を収めたモロッコ代表のMFソフィアン・アムラバトを巡っては、リヴァプールやトッテナム、アトレティコ・マドリードなどからの関心が報じられたほか、24歳のアルゼンチン人FWニコラス・ゴンサレスには、レスターが獲得に乗り出しているとの報道がある。
フィオレンティーナ幹部は『ダゾーン』に対し、「アムラバトの去就? 我々はシーズンを通して年間の計画を立てている。アムラバトとニコ・ゴンサレスは非売品だ」と語り、今冬は2人がチームに残留することを強調した。
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また指揮官のヴィンチェンツォ・イタリアーノも試合終了後、モロッコ代表MFに言及。「アムラバトは大きく成長した選手だ。W杯が終わった後はボロボロになって戻ってきたため、温存せざるを得なかったが、彼の復帰を待っていた。現在、W杯前の彼に戻りつつある。今日は最高のプレーを見せた選手の1人だった」と喜んだ。
なお、ローマ戦では、前半24分のドドの退場が響き、FWパウロ・ディバラにドッピエッタ(1試合2得点)を許して0-2で敗れたフィオレンティーナ。イタリアーノは、落胆を隠せない。
「残念な思いでローマを去ることになった。あの退場で、スペクタクルになる可能性があった試合を台無しになってしまった。だが活発なプレーを見せ続けてくれたチームを称えたい。しかし75分間にわたって数的不利の中でプレーすることはできない」
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