現在37歳の鎌田は、流通経済大学に在籍していた2006年に特別強化指定選手として柏レイソルでプロデビュー。2008年には正式に柏レイソルへと加入し、プロキャリアをスタート。ボランチとセンターバックをこなすユーティリティープレイヤーとしてプロ1年目から26試合に出場した。
2010年にはベガルタ仙台へ移籍し、2011年、2012年と2年連続でJリーグ最優秀選手賞に選出。仙台での6シーズンではリーグ戦176試合に出場し、9得点を記録した。
2016年から古巣の柏へ復帰。2021シーズン途中から相模原に期限付き。相模原への完全移籍した昨季は、リーグ戦16試合で1得点を記録したが、昨年11月にクラブから契約満了になることが発表されていた。
15年間以上のプロ生活に終止符を打つ決断を下した鎌田は、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。
「この度、2022シーズンをもって引退する事を決断致しました。 Jリーグが開幕した1993年、小学生だった私の「夢」はどんな時も「Jリーガーになる」でした。 校庭、公園、家の壁、多摩川の河川敷で飽きる事なく仲間とボールを蹴り続けた記憶が蘇ります。
2006年の強化指定選手で初めてプロデビューした日から2022年まで15年以上もプロサッカー選手として試合に出場させて頂きました。それはこれまでに出会った選手や指導者の方々、 各チームの関係者の皆様、いつもスタジアムで応援して下さるサポーターの皆様あってこそでした。本当にありがとうございました!
今後は日本サッカー界発展の為、またサッカーが大好きな子ども達の為に指導者の勉強をしていきたいと考えております。 最後に、いつも側に寄り添っていてくれた妻と3人の子ども達。丈夫な身体に産んでくれた母。夕方リフティングの練習を見守ってくれた天国の父。いつも笑ってる兄と弟に感謝を伝えます。ありがとう!」
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