監督という職業にフォーカスする”監督ミーティング”という新企画。名波氏と吉田氏という監督経験者から、引退後は監督を目指すことを公言している槙野氏が監督のイロハを学ぶ企画は、MCを務める矢部氏を加えた4名で座談会が行われた。
S級ライセンスや日本のライセンス制度に触れた中、続いて話題になったのが「対戦してすごいと思った監督は?」という質問。これに対して名波氏は、川崎フロンターレで4度のリーグ制覇を成し遂げた鬼木達監督と答え、その理由を説明した。
「チームビルディングって普通は一個ずつ積み上げていきたい中で、中核がポンと抜かれた時にガタガタと行くものだけど、選手が抜かれたり助っ人が怪我で長期離脱しても、マネジメントのところで本人は踏みとどまっているというふうに感じているかもしれないけど、我々から見るとしっかりと筋が通っているから全然ブレていないと思う」
名波氏の言葉を聞き、槙野氏も「選手でも鬼木さんの評価はめちゃくちゃ高い。鬼木さんの下で練習したい、練習を見に行きたいと言っています」と主張。川崎Fがよく行うパス&コントロールの練習を挙げ、「どのチームも、どの選手も、川崎Fがあれをやっているからやっている」と明かした。
さらに名波氏は「人もボールも動くサッカーで楽しそうだと思うけど、鬼木は楽しそうな顔を一切しない」と触れつつ、現役時代について「ヤンチャで有名だったよ」と裏話で周りの笑いを誘った。
一方、吉田氏は現在、北海道コンサドーレ札幌を指揮するミハイロ・ペトロヴィッチ監督の名前を挙げ、「どこのチームに行っても自分の仕事をちゃんとやる。これは言うほど簡単ではない」と称賛。指導を受けたことがある槙野氏は、「みんながハッピーな空間を作る方。試合に出られていない選手にも配慮がある。だから試合に出られていない選手も『移籍したい』と思わずに、この方の練習を学びたいと思わせてくれる方」と自身の見解を明かした。
その他にも”監督ミーティング”の後編では、試合中の監督の服装などが語られている。
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