PSGに所属するフランス代表DFプレスネル・キンペンベが、副キャプテンから降格させられたという自身に対する報道を否定した。25日、フランスメディア『RMCスポーツ』が報じている。
現在27歳のキンペンベは、PSGの下部組織出身。2014年10月にトップチームデビューを果たすと、以降は主力としてチームを支え続けている。下部組織出身者が主力に定着した稀有な例ということもあり、PSGの熱狂的なサポーターからの支持も厚く、チームでは副キャプテンを務めてきた。
だが、現在アキレス腱を痛めて戦線離脱しているキンペンベについて、一部メディアで「副キャプテンから降格させられたのでは？」という報道がなされ、SNSを中心に様々な憶測が飛び交った。これを受けて、キンペンべは24日、自身のInstagramのストーリー投稿で次のようにコメントを発表した。
「この数時間、僕についていろいろなことを聞いたり読んだりしたよ。これ以上僕に関する誤った情報が流れないためにも、情報を正しておきたいと思う。僕自身、この決定（副キャプテンからの降格）は知らされていないし、これは完全に虚偽の報道だ。とはいえ、僕は常にクラブの決定を尊重するよ」
なお、『RMCスポーツ』は、24日に行われたクープ・ドゥ・フランスのラウンド32、ペイ・ド・カッセルvsPSG戦でキャプテンマークを巻いたフランス代表FWキリアン・エンバペに注目。チームのキャプテンであるブラジル代表DFマルキーニョスがベンチに座ったことを受けて、現在24歳のエンバペがリーダーに抜擢された。同メディアは「エンバペが試合の途中からキャプテンマークを巻くことは以前にもあったが、キックオフ時から着用したことはこれまでになかった」と報道。また、PSGを率いるクリストフ・ガルティエ監督の「23日のミーティング後に、キリアンにキャプテンマークを託すことを決めた」というコメントも紹介し、キンペンベの負傷離脱の有無に関わらず、エンバペが副キャプテンに昇格した可能性を指摘した。
試合は、“キャプテン”エンバペが驚異の5ゴールをマークし、6部のペイ・ド・カッセルを粉砕。PSGが7－0と大勝している。
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