12年半ぶりにこの男がJリーグに帰ってくる。
2006年にC大阪でプロキャリアをスタートさせた香川は、プロ2年目に攻撃的MFとしてレギュラーの座を獲得。2008年には日本代表デビューを飾り、2009年にはリーグ戦44試合に出場し、27得点13アシストという驚異的な数字を記録。当時J2にいたクラブをJ1昇格に貢献し、自身もJ2得点王にも輝く活躍を見せた。
2010年シーズン途中にはC大阪からブンデスリーガのドルトムントへと移籍し、自身初の海外挑戦。ドイツでもすぐに結果を残し、ブンデスリーガ2連覇を置き土産に、自身は2012年夏にイングランドの名門のマンチェスター・ユナイテッドへと移籍し、着実にステップアップを遂げていった。
マンチェスター・ユナイテッドでは、移籍初年度こそ当時のアレックス・ファーガソン監督からの信頼も厚く、2013年3月にはノリッジ・シティ戦ではアジア人初のハットトリックを記録するなどインパクトを残し、プレミアリーグ制覇も達成。だが、翌シーズンに長期政権を築いてきたファーガソン氏が勇退し、監督交代の影響も受けて出場機会が減少。2014年夏には古巣のドルトムントへ完全移籍での復帰を決断した。
慣れ親しんだ古巣で4シーズンを過ごすも、シーズン毎に出場機会が減少。その後はトルコのベジクタシュやスペインのサラゴサ、ギリシャのPAOKを経て、2021－22シーズンにシント・トロイデンへと加入。昨季はリーグ戦12試合に出場し、2得点を記録していた。
また日本代表では、長年に渡って背番号10を背負い、国際Aマッチ97試合に出場し、31得点を記録。2014年ブラジル大会、2018年ロシア大会と2大会連続でワールドカップにも出場し、日本のエースとして活躍した。
12年半ぶりに古巣への復帰が実現した香川は、2月5日11時より加入記者会見が実施される予定。なお会見の模様は、セレッソ大阪公式Youtubeチャンネルでライブ配信されることも発表している。
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