アジアサッカー連盟（AFC）が主催する、20歳以下のナショナルチームが参加するAFC U20アジアカップ──。1959年から続く由緒ある大会であり、2023年大会はウズベキスタンで開催される。上位4チームには、5月20日にインドネシアで開幕を控える2023 FIFA U－20ワールドカップの出場権が与えられる。
DAZNのレギュラー番組『Atsuto Uchida's FOOTBALL TIME』では、昨年12月に現役引退を発表したばかりの元日本代表DF槙野智章氏をゲストに迎え、AFC U20アジアカップ2023について深掘り。同番組でMCを務める内田篤人氏、体調不良の野村明弘アナウンサーに代わって出演した竹内由恵アナウンサーと共に、大会の魅力に迫った。
内田氏や槙野氏は、かつて2007 FIFA U－20ワールドカップに出場した経験を持つ。その時は、AFC U20アジアカップで準優勝してU－20ワールドカップ出場の権利を勝ち取ったが、U－20日本代表は以降の4大会でベスト4入りを逃しているという過去がある。日本サッカー協会（JFA）で「ロールモデルコーチ」を務めている内田氏は、宮崎キャンプに励むJクラブの選手たちを視察。AFC U20アジアカップ出場を目指す若きタレントたちを取材した。
横浜FCユースから昇格を果たしたDFヴァンイヤーデン・ショーンは「自分の武器は高さ。上の年代でも自分が一番大きいと思うので、高さを攻撃でも守備でも生かしつつ、強みでもあるビルドアップも上手く使いながらメンバー入りしたいと思います」とコメント。193cmの身長と足元の巧みさを駆使する次世代のディフェンスリーダーが、U－20日本代表入りを誓った。なお、18歳のショーンは目標にする選手について「ファン・ダイク。守備で負けないし、ビルドアップでもミスがない」と語っている。
清水エスパルスから期限付き移籍で徳島ヴォルティスに加わった19歳のFW千葉寛汰は「自分は当落線上の選手」と現状を分析しつつ、「他の選手と比べて、負けているとはまったく思わないので、自身を持ってやりたいなと思います」と語っている。
近い将来、日本代表を背負って立つ存在を発見できるかもしれないAFC U20アジアカップ。大会は、3月1日から18日にかけて行われる。
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