ラ・リーガ第20節では、優勝争いの行方に大きな変化があった。上位陣では、レアル・マドリードがマジョルカに、レアル・ソシエダがバジャドリードに、それぞれ0-1で敗戦。アトレティコ・マドリードはヘタフェと1-1、ビジャレアルはエルチェに1-3、ベティスはセルタに3-4と、軒並み白星を取り損ねている。
対して、上位陣の中で“一人勝ち”となったのは、首位を走るバルセロナ。残留争いに巻き込まれている14位・セビージャを本拠地『Spotifyカンプノウ』に迎えると、後半にスペイン代表DFジョルディ・アルバ、同国代表MFガビ、ブラジル代表FWハフィーニャのゴールで3-0と完封勝利を収めた。この結果により、首位のバルセロナと2位のレアル・マドリードの勝ち点差は「8」に拡大。チャビ監督就任後も批判に晒されることが少なくなかったバルセロナだったが、ラ・リーガ制覇に向けて大きく前進する形となった。
DAZN初の音声コンテンツとなるラ・リーガ専門番組『LA LIGA FREAKS Voice』(木曜 / 週替わり配信)では、バルセロナ以外の上位陣が軒並み躓いた第20節を振り返った。同番組に出演したジャーナリストの小澤一郎氏は「セビージャも5バックでしっかり守備から入りましたけど、チームとしての完成度、フットボールの浸透度ではバルセロナが上回っていた」と、バルセロナvsセビージャ戦を分析。マン・オブ・ザ・マッチにも輝いたハフィーニャについては「素晴らしい活躍でしたね」と称賛した。
また、レアル・マドリードが敵地『エスタディ・デ・ソン・モイシュ』でマジョルカ相手に痛恨の敗戦を喫した試合について、小澤氏は「個人的にはマジョルカが良すぎた」と、ホームチームが出所の出来だったという見方を示している。
このままバルセロナが戴冠に向けてひた走るのか、それとも後続の追い上げが優勝争いを混沌とさせるのか──。ラ・リーガのタイトルレースは、今後ますますヒートアップしそうだ。
LA LIGA FREAKS Voice
- 配信: DAZN
- 配信日:木曜日(週替わり配信)
- MC:小澤一郎、桑原学
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