今シーズンのカルチョは、ナポリが首位を独走。盤石の強さを見せつけており、早々にスクデット獲得を決めてしまいそうな勢いだ。
6日に行われたセリエA第21節のインテルvsミラン戦は、スクデット戦線への生き残りを懸けた大一番となった。伝統の“ミラノ・ダービー”はインテルが2位、ミランが5位という立ち位置でキックオフ。ミランを率いるステファノ・ピオリ監督は、失点を避けるために急遽3バックシステムを採用した。しかし、インテルが急造システムのミランを攻め立てる展開となると、前半34分にはアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが左CKのボールにヘディングで合わせ、インテルに先制点をもたらす。ミランは90分間をとおしてシュート数「4」、枠内シュート数「1」と、インテルゴールをほとんど脅かすことができず。インテルが1-0で逃げきり、本拠地『スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ』で開催された178回目のダービーを勝利で飾った。
DAZNのセリエA専門番組『SERIE A FREAKS』(水曜 / 週替わり配信)では、インテルvsミラン戦をプレイバック。同番組に出演したジャーナリストの細江克弥氏は「インテルが自分たちのサッカーを冷静にやっていた」と、試合を分析した。一方、2017年以来6年ぶりの公式戦4連敗となったミランは、試合後にピオリ監督が「間違いなくこれからも守備は3バックで続ける」と明言。細江氏は「ミランは守備の方法として構えるやり方を選択した。ただ、それだとミラン本来の良さが消えてしまうのでは?」と語った。
“ミラノ・ダービー”を制したインテルだが、現在首位のナポリとは勝ち点「13」差と大きく引き離されている。宿敵を倒した勢いそのままに、ナポリとの差を縮めることができるだろうか。
SERIE A FREAKS
- 配信: DAZN
- 配信日:水曜日(週替わり配信)
- MC:北川義隆、細江克弥
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