明治安田生命Jリーグの2023シーズンが、間もなく開幕を迎える。17日には『等々力陸上競技場』にて、J1リーグ第1節の川崎フロンターレvs横浜F・マリノス戦が行われる予定だ。
DAZNのレギュラー番組『Atsuto Uchida's FOOTBALL TIME』では、今年1月に現役引退を発表したばかりの元日本代表DF安田理大氏をゲストに迎えた。同番組でMCを務める内田篤人氏と同年代の安田氏は、自身の現役生活や引退後のビジョンなどを語っている。内田氏は「縦にも強いけど、対人に強かった」と、現役時代の安田氏を評価。一方、安田氏は内田氏の印象について「前にもいけて、ギリギリの守備もできる。気が利くプレーもできたし」と語り、「そういうタイプに俺は憧れていた」と明かした。
海外で活躍する日本人選手の結果を振り返った際に、内田氏からレアル・ソシエダに所属する日本代表FW久保建英について聞かれた安田氏は「久保君は海外でプレーしていて、しかも中心選手。プレッシャーもすごいと思う」とコメント。若手時代の自身については「（相手が講じる）対策とか関係なくいっていた。周り（当時所属していたガンバ大阪の同僚たち）が上手かったから。『そういう奴がいてもいいやん』と思ってやっていた」と回顧し、「（久保君と）俺なんかを比べたら月とスッポンですよ」と笑いを誘った。
開幕を控えるJリーグに話題が移ると、議題は「Jリーグでプレーするサイドバック」に。現役時代に攻撃的なサイドバックだった安田氏は、FC東京に所属するDFバングーナガンデ佳史扶を「俺は結構好きやけどね」と推し、「ブラボー先輩（長友佑都）を喰う勢いだし、身体能力がある。左利きで推進力もあるし」と称賛。「イメージとしては若い頃の酒井宏樹みたい。世界でやるならああいう選手なのかな」と、21歳サイドバックの海外挑戦を推奨した。そして、議題が「香川真司のJリーグ復帰」になると、安田氏は「“香川真司”といえば、サッカーに疎いでも知っている。（スタジアムに）一度は足を運んでみようという人もいると思う」と、日本代表として共闘したかつての同僚が日本サッカーに与える好影響に期待した。
また、セカンドキャリアのビジョンについて聞かれた安田氏は、「指導者にはなりません」とキッパリ。「サッカーが天職だと思ったことがなくて。もっと何かできるんちゃうかな、と。ビジネスとか、一から何かをやってみたい」と、今後サッカーとは異なるフィールドでの活躍を目指す可能性があることを示唆した。
関連記事
● 【移籍情報】GK飯倉大樹、“古巣”横浜FMに約3年半ぶりの復帰「まずは『ただいま』と挨拶を」 ｜ Jリーグ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。