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勝ち点剥奪なければ2位?逆襲開始のユーヴェにOBフェラーラ氏ら伊解説陣が見解「この3人はあらゆるDFを困難に陥れる」首位独走のナポリやアタランタも話題に | セリエA

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勝ち点剥奪なければ2位?逆襲開始のユーヴェにOBフェラーラ氏ら伊解説陣が見解「この3人はあらゆるDFを困難に陥れる」首位独走のナポリやアタランタも話題に | セリエA(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】元イタリア代表のチーロ・フェラーラ氏ら『DAZN(ダゾーン)イタリア』の解説陣が、首位を独走するナポリや今シーズン13度目のクリーンシートの勝利を手にしたユヴェントスなどに見解を示した。

マッシミリアーノ・アッレグリ率いるユヴェントスは今シーズン、序盤の成績不振から持ち直し、リーグ戦8連勝で一時は2位にまで浮上した。だが前経営陣の不正により勝ち点15ポイントを失って10位へと後退。さらに昇格組のモンツァに敗れるなどして13位まで順位を下げたが、サレルニターナ戦で3-0と完勝すると、日本時間13日のフィオレンティーナ戦でも1-0と今シーズン13回目のクリーンシートの勝利を刻んだ。

ユヴェントスのカギを握る前線の3人

セリエA第22節を終えて9位へと浮上したユヴェントスについて、『ダゾーン・イタリア』の「Sunday Night Square」に出演したOBアンドレア・バルザーリ氏が見解を示した。

「ユヴェントスの前半戦の苦戦については何度か議論してきたが、成績を見る限り、勝ち点剥奪がなければ、暫定2位になっていたところだった。失点が少ないチームだし、偉大なプレーヤーたちが復帰したことで、ナポリ戦の大敗後に見失っていた結束を再び取り戻したように思う。クオリティの高い選手たちが具体性を示す一方で、守備陣が結束力を示した」

「見ている者にとって、プレースタイルに好き嫌いはあるかもしれない。ファンタスティックなカルチョではないが、それは監督が求めていることでもない。ユーヴェは現在、試合に勝つことが何よりも重要だ。そしてUEFAヨーロッパリーグにおいても、コッパ・イタリアにおいても、可能な限り勝ち続け、優勝を目指さなければならない。今後の道のりは長いが、試合で勝利を収めることが大切だ」

アッレグリはフィオレンティーナ戦において、前線にドゥシャン・ヴラホヴィッチ、フェデリコ・キエーザおよびアンヘル・ディ・マリアを起用したが、3人の高いクオリティがあれば、違いを作り出すことがより容易になる。同じくユーヴェOBのチーロ・フェラーラ氏が分析した。

「悪くない起用法だ。特にディ・マリアが、みんなの知っている“ディ・マリア”に戻ればなおさらだ。それにもちろん、ヴラホヴィッチがゴールを決め始めたのも重要だ。まだピッチ内における適切なポジションを探っている最中だとは思うが、この3人はあらゆる守備陣を困難に陥れることができるクオリティを持っている」

するとステファノ・ボルギ記者が持論を展開した。

「ユヴェントスのカルチョに理想的なトリデンテだと考える。これから3-4-3のシステムのメカニズムを模索する必要はあるが、突破力のあるキエーザがいて、ひらめきのあるディ・マリアがいて、ゴールを量産できるヴラホヴィッチがいる」

「これまで良い時も悪い時も、体系化された一定のプレースタイルが表現できていなかったユーヴェにおいて、こうした異なる特徴を持つ3人が前線にいることは理想的と言える。トリデンテにボールが届けば、それぞれの特徴に応じた選択肢がある」

だがフェラーラ氏は、ボルギ記者の発言について「典型的な3-4-3ではない」と指摘。「そのうえ、ディ・マリアはピッチで徘徊し始め、自身のポジションを探しにいく。しかしそれこそマックス・アッレグリが求めていることだ」との見解を示した。

2023-02-07-juventus-dusan-vlahovic(C)Getty images

スパレッティが望んでいたナポリのリーダー

33年ぶり3度目となる悲願のスクデットへ独走を続けるナポリ。日本時間13日に行われたクレモネーゼ戦でも3-0と勝利を収め、2位インテル(14日にサンプドリアと対戦)との差を暫定16ポイントとした。来週、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)ラウンド16フランクフルト戦が予定される中、ルチアーノ・スパレッティは、次戦のサッスオーロ戦でターンオーバーを採用するのだろうか。ナポリ出身でOBのフェラーラ氏が自身の考えを語った。

「主力の7、8人を温存するかどうか? 私はしないと思う。なぜなら7~8カ月にわたるリーグ戦の目標は追い続けなければならないものだ。ただ、UCLにおいても、優勝候補とは言えないとはいえ、現在のフィジカルおよびメンタルコンディションを踏まえれば、ナポリと対戦したいチームなどどこにもいないはずだ」

ジョージアの新星フヴィチャ・クヴァラツヘリアが9ゴール9アシストを記録して多くの得点に絡む一方、エースのヴィクター・オシムヘンはセリエA得点王争いでトップとなる17ゴールをマーク。2015-16シーズンにナポリでセリエA最多得点となる36ゴールを記録したゴンサロ・イグアインに匹敵する勢いを保つ。ボルギ記者がナイジェリア代表FWに見解を示した。

「彼は毎回、違う形でゴールを決めている。ローマ戦では今シーズンのリーグ戦で最高に美しいゴールを決めたが、今日はゴールライン際でボールを押し込むだけだった。ゴールを量産しているだけでなく、スパレッティも言うように、現在のオシムヘンからはリーダーシップが伝わってくる。スパレッティはシーズン開始時に、オシムヘンにリーダーシップを求めていたが、彼はその言葉通り、ナポリのリーダーになった」

Kvaratskhelia-Osimhen, NapoliGetty Images

今季のアタランタはどこまで行く?

ジャン・ピエロ・ガスペリーニ率いるアタランタは日本時間12日、敵地でラツィオと対戦。ダヴィデ・ザッパコスタおよびラスムス・ホイルンドの得点により2-0と勝利を収め、貴重な3ポイントを獲得した。この結果、41ポイントでローマやミランと並び、3位へ浮上したアタランタ。今シーズン、ガスペリーニのチームは、4位以内に食い込み、UCL出場権を手にすることができるのだろうか。「Tutti bravi dal divano」に出演したヴァロン・ベーラミ氏が自身の考えを明かした。

「アタランタはセリエA再開後、良い方向へ進みだした。今後も、現在のインテンシティを維持していく必要があるだろうが、長期を見据えるとそれは難しいかもしれない。ラツィオ戦で素晴らしいパフォーマンスを見せていたが、私は以前の考えのまま変わらない。4位以内には、ナポリやインテル、ミラン、それからローマが入るだろう。アタランタはまだ、ライバルチームと比べて1歩後ろではないだろうか」

一方、アタランタの下部組織出身のリッカルド・モントリーヴォ氏はこれに反論。「いや、私は4位だと思う。ヨーロッパの大会に出場しない分、前線のクオリティやインテンシティを維持できるはずだ」と主張した。

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