前節終了時点で2位インテルに13ポイントと大きなリードをつけ、33年ぶり3度目のスクデットへ独走するナポリ。日本時間13日、コッパ・イタリアで敗れた相手であるクレモネーゼをホームに迎えると、フヴィチャ・クヴァラツヘリアらのゴールにより3-0と勝利を収めてリーグ戦6連勝を飾った。ナポリ指揮官は試合終了後、チームのパフォーマンスを分析した。
「なぜ控えの選手たちまで全員が最後まで頑張れるか? 何か重要なことを成し遂げられるチャンスであり、みんながその重要性を感じている。だがそれを感じすぎているところもあるかもしれない。前半はクレモネーゼにエネルギーを消耗させられ、ボールロストの際、やや神経質になってしまった。だが後半はかなり良くなり、より高いクオリティと規律を持ってパス回しができるようになった」
ナポリでは、チームの3点目を決めたエリフ・エルマスら途中出場の選手たちの活躍も目立つ。スパレッティは、チームの強さの秘訣を明かした。
「そのカギは練習の仕方にある。控え選手たちがレギュラーメンバーに引けを取らないトレーニングをしなければ、次戦でその代償を払うことになる。練習で良いプレーができれば、より高いレベルを保つことができる。こうして対戦相手に不意をつかれないような習慣をつけることができる。我々は強度の高い練習をしている」
「選手たちは全員、協力的でプロ意識が高く、良いトレーニングに取り組んでいる。選手一人ひとりがチームのために走り回り、結果をつかむためにピッチで倒れる覚悟で頑張っている。あらゆる結果が違いをもたらすだけに、こうした選手たちの姿勢は必要とされる」
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最後にナポリ指揮官は、悲願のスクデット獲得へ向けて気を引き締めつつ、バースデー弾を記録したジョージアの新星に言及した。
「すでにリーグ戦で優勝したつもりになってしまい、他のことを考えがちだが、現実はそうではない。細部への注意力は最大限に保っていかなければならない。昨夜24時を回った後、全員がクヴァラツヘリアにお祝いのメッセージを送った。ロッカールーム内は素晴らしい雰囲気だ」
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