明治安田生命Jリーグの2023シーズンが、間もなく開幕を迎える。30周年という節目の今シーズンは、17日に『等々力陸上競技場』で行われるJ1リーグ第1節の川崎フロンターレvs横浜F・マリノス戦からスタートする。
『Jリーグ開幕対談』と題した企画では、FC東京に所属するDF長友佑都と、湘南ベルマーレに所属するFW町野修斗の対談が実現。両選手の共通点は、昨年行われたFIFAワールドカップ(W杯)カタール2022に日本代表メンバーとして参加したこと。日本中を大いに盛り上げた世紀の祭典が終わり、Jリーグがこの先に挑むべきことについて語った。
昨年12月24日に現役引退を発表し、今回の対談の司会進行を務めた元日本代表DF槙野智章氏が対談のテーマである『BEYOND QATAR』について触れると、長友は「サッカーの基本であるデュエルや球際の“熱”は、海外と比べてJリーグにちょっと足りないところ。そこを追求していくべき」と、W杯後のJリーグが重視すべきポイントを挙げた。これに対して、町野は「その通り過ぎます!!」と同調。長友から「盛り上げろよ!」と指摘される一幕もあった。
槙野氏が、Jリーグを代表してW杯を戦ったことで得たものを問うと、町野は「個の能力については僕自身差を感じました」とコメント。「一人で局面を打開できる選手が増えてきたらいいなと思いました」と、自身も含めたJ戦士たちの“個のレベルアップ”が必要だとした。
長友は「間違いなくJリーグは進化してきている」と断言。「進んでいる道は間違いないし、自分たちが当事者として盛り上げてレベルアップできるようにしていきたい」と、今後に向けての意気込みを語った。また、長く海外でプレーした長友から見ても、Jリーグの選手は「上手い選手、テクニックに優れた選手が多い」と感じる模様。「フィジカルの部分や球際に行く“気”のようなものは、意識で変わるもの。そういったものを日々の練習から積み上げればJリーグのレベルアップにつながる。それを自然にみんながやれるようになると、(W杯の)ベスト16の壁は簡単に破れると思う」と力説した。
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