前節を終えて59ポイントを獲得し、2位インテルとの差を15ポイントに広げたナポリ。33年ぶり3度目の悲願のスクデットへ独走を続ける中、日本時間18日、ミランやアタランタに土をつけた難敵サッスオーロと敵地での対戦へ臨んだ。
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すると勢いに乗るルチアーノ・スパレッティのチームは、フヴィチャ・クヴァラツヘリアおよびヴィクター・オシムヘンの個人技で2-0と難なく勝利。3試合連続クリーンシートでリーグ戦7連勝を飾った。
キャリア通算1000戦目を白星で終えたナポリの指揮官は、OBのチーロ・フェラーラ氏から祝福を受けると、自身の節目の試合を振り返った。
「試合の前夜は眠れないので私にとって“不眠の千夜”だったが、祝福をありがとう。ジョゼップ・グアルディオラのバルセロナやマンチェスター・シティと似ているって? そうした比較は必要ない。落ち着きと冷静さが求められており、自分たちにできることをうまくやるべきだ」
「最近の試合は勝っていてもクオリティがやや足りなかったが、今夜は全体的に素晴らしいパフォーマンスで、直近の試合を上回る出来であったように思う」
「スピードとクオリティがあり、シンプルなプレーができた。サッスオーロは良いトレーニングをしている偉大なチームであり、2回ほど苦しめられるシーンもあった。だが後半は3-0とするチャンスを何度も作り出すことができた。このチームは最高に成熟したパフォーマンスを見せ、意欲も注意力も最高だ。ボールに対して軽く行っても良いと過信している者は誰もいない」
またスパレッティは、84分にフィジカルトラブルにより途中交代したオシムヘンの状態に言及した。
「ドクターが確認しているところだが、特に何もないように見える。疲労によるものだろう。彼は手を抜くことができないからね。『もう無理』というところから、『あと2メートル』となり、それが『あと200メートル』になる。ボールを取り返すまでみんなの後ろに下がってプレーをやめないほど意欲が高い」
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