今年1月初めに行われたセリエA再開初戦のレッチェ戦を最後に、リーグ戦5試合にわたってゴールから遠ざかっていたラツィオのエース、チーロ・インモービレ。19日に行われた16位のサレルニターナとの敵地での一戦で先発出場すると、PKを含むドッピエッタ（1試合2得点）でチームを2-0の勝利へと導いた。
インモービレはこれにより、セリエA通算191ゴール目をマーク。歴代最多得点記録でクルト・ハムリン氏を追い抜き、単独8位へと浮上した。20日が33歳の誕生日のインモービレにとって、記念すべき節目の試合となった。
「僕にとって素晴らしい誕生日になった。チームも僕もゴールを必要としていただけに満足している。難しい時期に寄り添ってくれたみんなに感謝しなければならない。サッリは『FWは精神的に病む』と言っているが、正しい部分もあると思うよ」
「僕らFWにとって、ゴールは酸素のようなものだ。得点を決められない時に結果もついてこないと、悔しさは倍増する。今日はうまく行ったので、僕にとってもチームにとってもうれしいことだ。最低限の継続性を示していくためには、ビッグマッチと同じ姿勢ですべての試合に臨む必要があるだろう」
「最終節までUEFAチャンピオンズリーグ（UCL）出場権争いは接戦が予想されるが、僕らも食らいついていきたい。僕の個人記録は重要なものだし、良いことだが、チームの目標も達成できるよう願っている」
なお、セリエA歴代最多得点記録は、元ラツィオのシルヴィオ・ピオラ氏が保持する274ゴール。インモービレの目指す次のターゲットは、7位ロベルト・バッジョ氏の205ゴールとなる。
関連記事
● 「最高に親切だった日本のベッカム」伊解説陣が語る元セリエAの日本人選手たち…本田圭佑を伊記者が絶賛、中田英＆中村俊、森本らにも持論「一番熱狂した」のは？ ｜ セリエA
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。