前節を終えて首位ナポリから15ポイント差の2位につけるインテル。UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)ポルト戦での白星を勢いに、26日、クラブOBのチアゴ・モッタが率いるボローニャとの敵地での一戦に臨んだが、76分、ビルドアップの場面でボールを奪われるとリッカルド・オルソリーニに決勝弾を許し、0-1でセリエA5試合ぶりの敗北を喫した。
Getty
ロメル・ルカクとの2トップで不発に終わったラウタロ・マルティネスが試合終了後、チームのパフォーマンスを分析した。
「試合で見せるべき正しいアプローチができなかった。(シモーネ)インザーギは『後半に良くなった』と話したようだが、後半もかなり苦しめられたように思う。2回ほどチャンスはあったが、最悪なパフォーマンスだった。最初から最後までチームのパフォーマンスにはがっかりしている。エネルギーを回復し、次のレッチェ戦で3ポイントを獲得できるよう準備していかなければならない」
「攻撃の際の冷静さに欠けた? その通りだと思う。雨で悪天候だったが、それは両チームにとって同じこと。相手の方が僕らを上回る偉大なパフォーマンスだった。インテルの問題は試合へのアプローチにある」
「ウディネーゼ戦そしてポルト戦で勝利を飾り、素晴らしい1週間を過ごしていただけに、僕らの調子は良かった。だが今日は試合へ正しいアプローチができず、僕らの望まない敗戦を喫してしまった。これをきっかけにチームとして再結束し、レベルを引き上げていきたい。ナポリとの差は18ポイントとなり、このまま食らいついていくためには、改善しなければならないことが山ほどある」
白熱した試合を演じたポルト戦から中2日のボローニャ戦、先に試合が行われたナポリがまたしても勝利を収めたこともあり、モチベーションの低下も指摘された。
「UCLの影響はないと思う。そもそも、このレベルでモチベーションを保てなければ、カルチョをプレーするべきではない。僕らはアプローチに失敗し、相手に良いパフォーマンスを見せられて、試合に負けてしまった」
最後にラウタロは、「カリスマ性のあるインテルのリーダーとして、今日の結果についてチームに言いたいことは?」と問われると、「僕がチームメートたちに話すことは、ロッカールーム内にとどめておきたい。インテルを高い場所へと導くために、全員が一丸となって取り組んでいきたい」と語り、前を見据えた。
ハイライト
関連記事
● ルカク&ポグバの “温め直したスープ”の味はいかに?古巣復帰で過去の栄光を汚すリスクも目と鼻の先
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。