ベルギー2部リーグ・降格プレーオフ第1節が日本時間26日0:00に行われ、デインズとヘンクU23が対戦した。
ベルギー2部リーグは、上位6チームと下位6チームの2グループに分かれて戦うプレーオフに突入。リーグ戦を惜しくも8位で終えたデインズは、下位6チームと総当たり戦10試合を行う降格プレーオフを戦う。その初戦では、本拠地『ブルゲメースター・ヴァン・デ・ヴィーレ・シュタディオン』にヘンクのセカンドチームであるヘンクU23を迎えた。
デインズは、累積警告により出場停止のスペイン人DFゴンサロ・アルメナラに代わって若手のベルギー人MFユル・シュリベルス、また前線にベルギー人MFヨアヒム・カルセラをスタメン起用。また、冬の移籍市場で加入したMF宮本優太とインドネシア代表MFマルセリーノ・フェルディナンが初のベンチ入りを果たした。
立ち上がりからフレッシュなヘンクU23の攻撃を受けたデインズだが、集中力の高さを見せたスペイン人GKナチョ・ミラスが好セーブを見せる。しかし前半37分、左サイドから突破を許してしまうと、低いクロスに合わせたベルギー人FWジェイミーにゴールを決められてヘンクU23に先制される。
後半に巻き返しをはかりたいデインズは、カナダ代表MFリアム・フレイザー、コソボ代表MFリリドン・バラジを投入。64分にはベルギー人DFヤネス・ファンステーンキステが左サイドから供給したクロスを同MFアレッシオ・スターレンスが受けシュートを放つが、相手GKに阻まれる。
74分、ベルギー人MFガエタン・ヘンドリックスのFKを同FWディラン・デ・ベルデルが頭で合わせて、デインズが同点に追いつく。しかし、直後に相手の素早いカウンター攻撃を受けて再び失点。80分にはインドネシア期待の若手代表選手、マルセリーノ・フェルディナンがデビューを飾るが、チームは守備の綻びを見せて終盤に三度失点する。結局、ホーム戦を1-3で落とし、悔しいプレーオフ初戦となった。なお、宮本優太は出場機会がなかった。
試合後、待望のデビューを飾ったマルセリーノ・フェルディナンは「自分のデビューについては、ごく普通のこと。残念な結果になってしまったけど、これも経験の一つ。次の試合で勝ちたい」とコメントしている。
■出場選手
先発出場:
GK:ナチョ・ミラス
DF:デニス・プリチネンコ、テオ・キンテロ、ヤネス・ファンステーンキステ、ユル・シュリベルス
MF:ガエタン・ヘンドリックス、スティーブ・デ・リダー、アレッシオ・スターレンス
FW:ファン・ラントショート、ヨアヒム・カルセラ、ディラン・デ・ベルデル
途中出場:
46分:リアム・フレイザー(Out スティーブ・デ・リダー)
59分:リリドン・バラジ(Out ヨアヒム・カルセラ)
80分:マルセリーノ・フェルディナン(Out ファン・ラントショート)
得点者:
74分:ディラン・デ・ベルデル
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