リーグ戦で8連勝を飾り、スクデット争いで独走を続けるナポリは日本時間4日、2015年から3年間チームの指揮を執ったマウリツィオ・サッリが率いるラツィオと対戦。だが67分のマティアス・ベシーノのゴラッソに屈し、ホームのディエゴ・アルマンド・マラドーナにおける今シーズンのセリエA初黒星を喫した。
ナポリの指揮官ルチアーノ・スパレッティは試合終了後、今年1月5日のインテル戦以来の敗戦を分析した。
「いつもよりもクオリティが低く、雑なパス回しになってしまった。サイドから無理やり攻撃しようとしていたが、中央からも攻撃できたはずなのに、我慢が足りなかった。また、判断に関しても、これまでに劣るものだった。しかし意欲を持って熱心にプレーする姿勢は良かったし、重要な要素と言えるだろう。過信することもなかった」
「ただ、ラツィオについては、このようなパフォーマンスを予想していた。非常にコンパクトで常にブロックとしてまとまって動いていた。ラツィオの守備が良かったと言える。(ヴィクター)オシムヘンのクロスバー直撃のシュートは不運だったが、ベシーノのゴールシーンについては、やや甘いところもあったかもしれない。エリア付近であのようなクリアをすれば、非常に危険になるものだ」
「選手たちはがっかりしている様子だった。試合は思ったようにいかず、不運だったが、引き続き、自分たちの仕事に取り組み、もっと高いクオリティで相手を困難に陥れるようにしなければならない」
最後にナポリ指揮官は、ラツィオの決勝点を挙げたインテル時代の教え子に言及。「ベシーノのことは称えたい。偉大なプロフェッショナルで素晴らしい。私を裏切った? そんなことはない。過去の関係を考えることなく、それぞれが自分の仕事をするべきだからね」と述べた。
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