J1は2試合が行われた。
ノエビアスタジアム神戸では、開幕3連勝のヴィッセル神戸と前節初白星を飾った浦和レッズが激突。21分、DFマリウス・ホイブラーテンの対角線のフィードを背後のスペースで受けたMF大久保智明がスペースにボールを落とし、こぼれ球に走り込んできたMF伊藤敦樹がワンタッチで沈め、浦和が前半をリードして折り返した。
ただ後半は神戸がギアを上げ、高い位置でボールを奪ったところからチャンスを増やしていく。2試合連続中のFW大迫勇也やFW武藤嘉紀らにチャンスはあったものの、そのチャンスをゴールに結びつけられないままタイムアップ。神戸は開幕からの連勝が「3」でストップ。一方の浦和は今季初の連勝を手にしている。
一方でデンカビッグスワンスタジアムではアルビレックス新潟対川崎フロンターレが行われた。ホームの新潟がMF伊藤涼太郎の2試合連続ゴールを守り切って今季2勝目をマークし、暫定で2位に浮上。一方の川崎Fは、前半早々に背番号10を背負うMF大島僚太が負傷交代。今節も怪我人が出てしまい、さらには開幕戦以来の黒星と苦しい状況に追い込まれている。
またJ2は3試合が開催。大宮アルディージャとジュビロ磐田の一戦は、最後にドラマが待っていた。幾度となくチャンスを作っていた磐田がペースを握っていたものの、得点を奪えずに後半アディショナルタイムに突入。すると90+4分、FWアンジェロッティが決勝点を奪い、劇的な形で2勝目を掴み取っている。またロアッソ熊本は2試合連続で3ゴールと攻撃が噛み合い、敵地でレノファ山口FCを下して初の連勝を達成し、ヴァンフォーレ甲府は、藤枝MYFCに一時同点に追いつかれたものの、MF長谷川元希の決勝点で今季初白星を飾っている。
3試合が行われたJ3。ガイナーレ鳥取が今節も3ゴールを奪い、Y.S.C.C.横浜を下すと、FC琉球も先制を許しながらも後半の2得点で逆転勝利を飾り、それぞれ開幕連勝を掴み取っている。また互いに開幕戦を制していた鹿児島ユナイテッドFCと今治FCの一戦は、鹿児島が終了間際までリードしていたものの、ラストプレーで追いつき、土壇場で勝ち点1を手にしている。
■3月11日開催 結果
・J1第4節：
新潟 1-0 川崎F
神戸 0-1 浦和
・J2第4節：
甲府 2-1 藤枝
大宮 1-0 磐田
山口 1-3 熊本
・J3第2節：
YS横浜 1-3 鳥取
鹿児島 1-1 今治
琉球 2-1 岩手
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