今年に入り、リーグを独走するナポリに勝利を収め、ミラノダービーを2度制するなど、ビッグマッチにおいて強さを発揮したインテル。だが格下のエンポリやボローニャに敗れるなど、パフォーマンスに継続性を示すことができていない。
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そんな中、シモーネ・インザーギのチームは11日、敵地でスペツィアとの一戦に臨んだが、1-2と敗れて今シーズン8敗目を喫した。前節のレッチェ戦に続いての白星を飾れず、敵地で2連敗となったインテル。指揮官は落胆を隠せない。
「がっかりしている。ひどい夜になるだろう。こんな敗北はつらい。ゴールを挙げるためには、あと少しアグレッシブさが足りなかった。前半をスコアレスのままで終えるべきではなかった。カルチョにおいて情け容赦はないからね。インテルがスペツィアに負けることは受け入れられず、今夜は眠れないかもしれない。だが我々には前を向いて進まなければならない義務がある」
「負けは私の責任だ。選手たちは全力を尽くしてくれた。ただ、もっとシニカルにならなければならない。これがカルチョというものだ。パフォーマンスに関しては良かったが、満足できる結果がついてこなかった」
「アウェーにおいて良くない傾向が続いており、納得はできない。今夜はもっと確信を持ってプレーするべきだったと言える。運が足りなかったのか? 運とは自ら探し求めるべきものだ。もっと決意を持ってプレーするべきだった」
インテルのPKキッカーは誰?
インテルは、スペツィア戦において、14分と83分にPKを2度獲得したが、ラウタロ・マルティネスが1本目に失敗。先制のチャンスを逃した一方、2本目はロメル・ルカクが蹴り、1-1の同点弾をマークした。
「ルカクとラウタロは、2人とも我々のPKキッカーだ。今年はまだ、PKの際に2人が同時にピッチに立ったことがなかった。(ラウタロのPKを止めたバルトウォミェイ)ドロンゴフスキがうまかったと言えるが、そのことよりも、28本もシュートを打った点に注目すべきだ。ゴールを挙げるために、もっと闘志が必要だった。PKキッカーに序列はない。2人とも素晴らしいキッカーだ」
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