日本サッカー協会（JFA）は16日、3月に行われる欧州遠征に臨むU22日本代表メンバーを発表。U22日本代表の大岩剛監督が、U22ドイツ代表、U22ベルギー代表との対戦を前にオンライン取材に応じた。
2024年に開催されるパリ五輪世代のU－22日本代表は、3月に欧州遠征を実施。U22ドイツ代表、U22ベルギー代表との試合で実力をはかることになる。
大岩監督は「非常に強い国と戦うことができます。我々が昨年に積み上げたものをベースにして、今年もプラスαを積み上げる一年にしたい」と抱負を述べた。
15日には、24日と28日に開催されるキリンチャレンジカップ2023に臨む日本代表メンバー26名が発表されている。大岩監督は「話し合いは密に行っています」と、森保一監督と綿密なコミュニケーションを取っていることについて言及。「少しでも上のカテゴリーでやるのが大前提」と話し、ガンバ大阪のDF半田陸や飛び級招集となったFC東京のDFバングーナガンデ佳史扶といったアンダー世代の躍進に期待した。
大岩監督曰く“スピードアップ”を掲げてきたU22日本代表。指揮官は、プレースピードのみならず、マインドや思考のスピードを世界基準に合わせていくことを念頭に置き、「より高いレベルを選手たちに求めていきたい」と語った。
下のカテゴリーであるU20日本代表は12日、AFC U20アジアカップウズベキスタン2023の準々決勝・U20ヨルダン代表戦に2－0で勝利し、5月～6月にかけて開催される2023 FIFA U-20ワールドカップの出場権を獲得した。大岩監督は「U-20ワールドカップが最優先ですが、その後は我々のグループに来たり、飛び越えて（A代表に）行ったりする選手もいると思います」と、世代間の融合を見据えた。
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