前節では、サレルニターナとホームで引き分けて2位インテルに同ポイントで並ぶ絶好のチャンスを逃したミラン。今節はUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)出場権争いを競うインテルやローマ勢がダービーに臨む中、敵地スタディオ・フリウーリで3ポイントの確保を目指す。
ミランの指揮官ステファノ・ピオリは記者会見に出席すると、アンドレア・ソッティル率いるウディネーゼとの対戦へ警戒を強めた。
「フィジカルが強く、技術のあるチームだ。非常に注意深く、決意をもって試合に臨まなければならない。サレルニターナと引き分けた翌朝、チームは落胆していたが、私はこうしたところが好きだ。選手たちと同じ気持ちを共有している時がうれしい。それに選手たちからは、次戦へ向けて決意や集中力が感じられた」
さらにミラン指揮官は、41歳のズラタン・イブラヒモヴィッチや23歳のラファエウ・レオンの状態に触れた。
「イブラヒモヴィッチの状態は良い。ただ、90分間プレーすることはできないと考えている。明日、どんな選択をするべきかを見極めたい。レオンに関して、チームの外で語られていることに興味はない。レオンに落ち込んでいる様子はなく、むしろ決意を抱いている。彼にはゴールを期待している。ただ、ゴールを決められない時でも、チームのために重要なプレーをしてくれる選手だ」
昨シーズンにミランの左サイドで大ブレイクを果たしたレオン。だが今シーズンは、首位ナポリの新星フヴィチャ・クヴァラツヘリアがセリエAを席巻する勢いだ。ピオリは若手2人の比較を求められると、「レオンとクヴァラツヘリアのどちらが上か? それは難しい。2人とも別の特徴を持っているからね」とコメントした。
そんなジョージア代表FWを擁するナポリとは、UCL準々決勝で対戦することも決定した。
「どんな対戦相手であっても、非常に難しく、複雑である一方、刺激的でやる気が出る。ベスト8へ到達したが、我々はミランであるだけに、さらに前進したい。ナポリは強く、リーグ戦において我々よりも良い成績を収めているが、UCLはUCLであり、ミランはミランだ。強豪2チームによる素晴らしい勝負になるだろう」
放送・配信予定
- ウディネーゼ vs ミラン
- 配信:DAZN
- キックオフ:2023年3月19日(日)日本時間4:45
- 実況:北川義隆
- 会場:ダチア・アレーナ
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