シーズン前から大きな注目を集めていたFC町田ゼルビアが首位に立ったり、昇格候補の清水エスパルスやジュビロ磐田がスタートから躓く展開となっているJ2リーグ。今節も各地で激闘が繰り広げられた。
土曜日の大一番となったのは、磐田と清水の静岡ダービーだ。互いに降格組として臨んで居る今季は、開幕からなかなか勝利をコンスタントに掴むことができずに難しい状況が続いている。そんな中で迎えた今節は、磐田が先手を奪う。2分、この日1トップで先発したFW後藤啓介がMFジャーメイン良のフィードに抜け出すと、最後は左足でゴールに沈め、貴重な先制点を奪取した。
ただ、失点したものの清水も簡単にペースを与えない。後方からボールをつなぎじりじりとゴールに迫ると、42分にボールをうまく動かしながら最後はFWチアゴ・サンタナが豪快に左足で決め、試合を振り出しに戻して前半を折り返した。
後半も得点を奪い合う展開に。66分にMF松本昌也が決めて磐田が一歩前に出たが、87分には再びチアゴ・サンタナがゴールネットを揺らして同点。その後は互いに勝ち越し弾を奪えないまま試合を終え、静岡ダービーは2-2の痛み分けとなった。
一方、今節を終えた時点で首位に立ったのは町田だ。前節の水戸ホーリーホック戦に勝利して3連勝を飾り首位に立つ町田は、敵地で難敵のモンテディオ山形と対戦。前半のうちにFWエリキの2試合連続ゴールで先制すると、後半の早い時間にもエリキが2点目を奪いリードを広げた。終盤には途中出場のFW荒木駿太がダメ押しとなる3点目を決めて勝負あり。4連勝で開幕からの無敗をキープした。
今節、連勝を飾ったのは、東京V、甲府、いわきの3チーム。東京Vは昇格組の藤枝MYFCを相手にFW阪野豊史の2ゴールなど5得点で快勝。甲府はMF品田愛斗の2ゴールもあり、ファジアーノ岡山との打ち合いを3-2で制して連勝を収めた。また、いわきは徳島ヴォルティスをシュート数でも大きく上回り1-0で勝利。次節、勢いそのままに町田との一戦に臨む。
■J2リーグ第5節 結果
磐田 2-2 清水
秋田 1-1 水戸
山形 0-3 町田
いわき 1-0 徳島
栃木 2-1 大宮
群馬 1-2 仙台
金沢 5-2 山口
藤枝 0-5 東京V
岡山 2-3 甲府
熊本 0-2 長崎
大分 2-1 千葉
関連記事
●【移籍情報】横浜FMが磐田から杉本健勇を期限付き移籍で獲得「スタジアムで皆さんに会える日を楽しみにしています」 ｜ Jリーグ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは？
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは？