試合の流れを変えたのは、途中交代の選手たちだった。
日本代表は、1点ビハインドで迎えた後半もチャンスを作り切れない時間が続いたが、61分に伊東純也と上田綺世を投入すると少しずつ日本ペースに傾く。
そして74分に今度は、西村拓真と田中碧をピッチに入れると、その1分後には、右サイドで相手DFの背後を取った伊東純也のクロスを西村がファーストタッチとなるシュートを確実に仕留めて同点。ゴールを決めた西村とそのゴールを演出した伊東が日本の救世主となった。
試合後、フラッシュインタビューに応じた西村は、この同点ゴールのシーンを、「本当に練習前日に純也くんと話し合っていて、あそこに入ってこいと。その通りになった」と振り返り、アシストをマークした伊東も「0-1で負けている状態だったので、なんとかゴールに絡みたいと思っていた。最悪同点にできて良かった」と振り返った。
特にサイドで日本の攻撃を活性化させた伊東は、「1対1はどんどん仕掛ける。あとは裏に抜けてゴールに絡めればと思っていた」という強い意識のもとピッチに入り、その言葉通りのプレーを披露。持ち味のドリブルとスピードで右サイドを活性化させた。
次戦が行われる27日、日本代表はヨドコウ桜スタジアムでコロンビア代表との対戦を控えている。1ゴールで結果を残した西村だが、「アピールという認識はない。チームが勝つために自分の存在価値をどんどん示して、新しい風を起こしたい」と強い決意を示し、次なる一戦を見据えている。
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