2023シーズンの明治安田生命J2リーグは、第6節を消化。“黒田ゼルビア”が強さを見せつけている。
FC町田ゼルビアは、敵地『いわきグリーンフィールド』でいわきFCと対戦。後半スコアレスの時間帯が続いたが、87分にMF黒川淳史がヘディングシュートを放つ。一度相手GKにセーブされたものの、こぼれ球を自ら押し込んで決勝ゴールを奪取した。黒田剛監督に率いられたFC町田ゼルビアは、“ウノゼロ”勝利で5連勝を達成。勝ち点を「16」に伸ばして首位を走っている。
水戸ホーリーホックとヴァンフォーレ甲府が激突した一戦は、点の奪い合いとなった。前半を1－1で折り返すと、後半になって一気にスコアが動く。48分にFW三平和司、49分に元ナイジェリア代表FWピーター・ウタカが連続ゴールを挙げてヴァンフォーレ甲府がリードを広げたが、水戸ホーリーホックも77分にFW寺沼星文のゴールで1点差に追い上げる。だが、アディショナルタイムの90＋1分にはウタカがこの日2ゴール目を決め、ヴァンフォーレ甲府が4－2で勝利。3連勝を飾り、5位に浮上している。
レノファ山口FCvs藤枝MYFC戦では、藤枝MYFCのエースが躍動。前半序盤の7分にFW渡邉りょうが先制弾をマークすると、32分には再び渡邉がゴールネットを揺らす。勢いに乗ったチームは、後半終盤の86分にもFW矢村健が加点し、3－0で完勝。渡邉の活躍が活き、連敗を「3」で食い止めた。
そのほかに、大分トリニータは大宮アルディージャに0－3と完封負けを喫し、勝ち点を積み上げられず。ツエーゲン金沢が、敵地『ユアテックスタジアム仙台』でベガルタ仙台に3－2で競り勝っている。徳島ヴォルティスはブラウブリッツ秋田とスコアレスドローに終わり、依然として最下位と苦しい戦いが続いている。
■J2リーグ第6節結果
仙台 2-3 金沢
大宮 3-0 大分
千葉 1-1 岡山
徳島 0-0 秋田
長崎 3-2 山形
東京V 3-0 熊本
いわき 0-1 町田
山口 0-3 藤枝
水戸 2-4 甲府
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