大分トリニータは27日、2022シーズンまで同クラブに所属していたDF伊東幸敏の現役引退をクラブ公式サイトで発表した。
現在29歳の伊東は、静岡学園高等学校卒業後の2012年に鹿島アントラーズへと入団。2020シーズンまで同クラブに所属すると、2021年にはジェフユナイテッド千葉に完全移籍した。
2022年には、大分トリニータに完全移籍。同シーズンをもって、契約満了により大分トリニータを退団していた。
大分トリニータのクラブ公式サイトには、次のように伊東のコメントが掲載されている。
「昨シーズン限りで引退することを決断しました」
「まだ年齢的なところなどを考えると本来ならプレーすべきと言うのは分かっていたものの心身共にプロの世界でプレーする事を諦めてしまいました。そういった面で家族やファン、サポーターの皆様には申し訳ない気持ちです」
「それでも僕の中ではサッカーは人生の一部ではなく、僕の人生の全てといっても過言ではありません。プレーすることは辞めてしまいますが、サッカーに関わり続ける事は一生辞めたくはありません。これからもどこかでサッカーファミリーとして関わってくれた全ての皆様と縁があることを楽しみにしています」
「そして『サッカー』で家族、周りの方を幸せにできるようにこれからも努力して行きたいと思います!」
伊東は現役時代、明治安田生命J1リーグに通算76試合出場。J2リーグでは21試合出場、J3リーグでは4試合出場、JリーグYBCルヴァンカップでは13試合出場、天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会では18試合に出場して1得点を記録している。
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