去就が注目されているフランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地に対して、バルセロナとアトレティコ・マドリードが動向を注視している模様だ。3日、スペイン紙『アス』が報じている。
現在26歳の鎌田は、以前から今シーズン終了後にフランクフルトを退団する可能性が各メディアで指摘されてきた。一時は同じブンデスリーガのドルトムントへの移籍が濃厚と伝えられてきたが、ここにきてドイツ国外での挑戦という選択肢が出てきた。
『アス』は、「近年ヨーロッパで最も話題になっている選手の一人」と鎌田を紹介。「バルセロナとアトレティコ・マドリードが獲得に関心を寄せている」と伝えた。
同紙は、鎌田とフランクフルトの契約が今年6月30日で満了となることに着目。「財政難のクラブが少なくないなか、移籍市場でのフリーエージェント選手がますます注目を集めている。フランクフルトの背番号『15』は“即戦力”と“経験”という点で魅力的であり、ビッグネームの一人である」と、鎌田を評している。
特にバルセロナは、財政の健全化に問題を抱えている状態。ラ・リーガのサラリーキャップの関係で、今夏の大型補強は望めない。今シーズン、フランクフルトで公式戦36試合に出場して13ゴール5アシストを記録している鎌田をフリーで獲得できれば、効果的なチームの強化につながる可能性は十分にある。
関連記事
● バルセロナ、今夏のメッシ復帰実現へスポンサー獲得目指す…PSGでの去就は不透明なまま ｜ ラ・リーガ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。