今シーズンも佳境に入り、上位勢が相次いでポイントを取りこぼす中、勝ち点剥奪のハンデを負いながらも追走を続ける7位ユヴェントス。前節を終え、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)出場圏内まで6ポイントに迫る中、マウリツィオ・サッリ率いる2位ラツィオとのビッグマッチに挑む。
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アッレグリは、スタディオ・オリンピコでの一戦へ向けて意気込みを示した。
「ラツィオは素晴らしいシーズンを過ごしており、55ポイントを獲得している。我々は勝ち点剥奪がなかった場合、59ポイントであり、4ポイント差で2位の座を懸けた直接対決になっていたはずだ。今シーズンのラツィオは最強の守備陣を誇っており、サッリは偉大な守備で際立っていた以前のように戻った。我々にとって明日は難しく、複雑な試合になるだろう。拮抗した試合になるだろうが、残りは10試合となっており、ポイントの獲得は重要だ」
またアッレグリは、ケガ明けのフェデリコ・キエーザやポール・ポグバらに触れたほか、ラツィオ戦のスターティングメンバーに言及した。
「先発メンバーはまだ何も決めていない。ポグバや(レオナルド)ボヌッチは全体練習に参加しており、状態を確認したい。キエーザは良くなっているが、まだ決断は下していない。出場時間の多い守備陣に関して、変更を加えるかもしれない。アレックス・サンドロは良くなっており、出場の可能性がある。(フェデリコ)ガッティは成長を見せており、今後もさらなる進化に取り組んでほしい」
さらにユーヴェ指揮官は、インテルとのコッパ・イタリア準決勝のファーストレグにおいて、インテルFWロメル・ルカクが一部のユーヴェサポーターによる人種差別チャントの標的となった問題や、サミル・ハンダノヴィッチにパンチを見舞って3試合出場停止処分を受けたフアン・クアドラードに見解を示した。
「ピッチで起きたことは、見ていてひどいものだった。我々指導者やディレクターは良い模範とならなければならない。ユヴェントスが24時間以内に人種差別的な侮辱を行った者を特定したことは重要だ。あの出来事はカルチョにとってひどいことであり、ユーヴェは共に闘っている。クアドラード? 私から言うことは何もない。彼のイタリア杯が終わったことだけは知っている」
なお、アッレグリは体調不良により、チームのローマ遠征に帯同しないことが発表されている。
放送・配信予定
- ラツィオ vs ユヴェントス
- 配信:DAZN
- キックオフ:2023年4月9日(日)日本時間3:45
- 実況:八塚浩
- 会場:スタディオ・オリンピコ
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