2023シーズンの明治安田生命J2リーグは第8節を消化。今節は上位陣に動きがあった。
注目された首位に立つ町田とブラウブリッツ秋田の上位対決は、立ち上がりからゴールラインを破ったと思われるシーンを作るなど秋田が攻勢をかける時間が続く。それでも町田はうまく耐え凌ぎながら時間を進め、徐々にペースを取り戻しながら前半をスコアレスで折り返した。
後半は互いになかなかゴールを奪えずこう着した展開に。それでも迎えた84分だった。秋田が右サイドでチャンスを作り、ロングスローをFW梶谷政仁が頭ですらすとボールは中央へ。これをDF阿部海大が押し込むと、ついに均衡が敗れ、秋田が先制点の奪取に成功した。追いつくしかない町田は、そこから選手交代を駆使して攻撃に厚みを作ったが最後まで秋田の守備を崩すことができず。首位は堅持したものの、連勝が6でストップし、今季初黒星を喫した。一方、秋田は6度目のクリーンシートで4位となっている。
町田が勝点を落とした中、上位との差を詰めたのは大分と群馬だ。
大分は敵地でいわきFCと対戦。スタートから流れをつかんだ大分は、7分にMF野村直輝の低いクロスをMF中川寛斗が押し込んで先制点を奪うと、その後難しい時間が続いた中で65分にはMF弓場将輝のヘディング弾で追加点をゲット。68分には相手のミスを突いて野村がリードを広げた。終盤に1点を返されるも、そのまま逃げ切った大分が3-1で勝利。今季2度目の連勝で町田と勝ち点で並んだ。
一方、群馬はホームでV・ファーレン長崎と対戦。立ち上がりこそ長崎の圧力に押される場面もあったが、35分に素早い切り替えから最後はMF川上エドオジョン智慧のラストパスをFW佐藤亮が一度はDFにブロックされながらも押し込み、先制点を奪った。これが決勝点となり群馬は3連勝。守備の安定感を見せ、5位に浮上した。
そのほか、好調の東京ヴェルディを相手に逆転勝利を飾った清水エスパルスが16位に浮上。ジュビロ磐田は敵地で5得点を奪い大勝を飾っている。
■J2リーグ第8節結果
甲府 0-3 仙台
いわき 1-3 大分
群馬 1-0 長崎
大宮 2-1 山形
千葉 2-2 徳島
町田 0-1 秋田
清水 2-1 東京V
藤枝 2-2 岡山
山口 1-1 栃木
水戸 1-5 磐田
熊本 3-1 金沢
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