前節ではラツィオとのビッグマッチに敗れて4戦ぶりの敗北を喫した7位ユヴェントス。セリエA第30節では、上位勢のミランやインテルが相次いでポイントを取りこぼす中、難敵サッスオーロと敵地での一戦に臨み、追い上げを狙った。
だがマッシミリアーノ・アッレグリのチームは64分に失点すると0-1と敗れて2連敗。8位ボローニャにポイントで並ばれた。ユーヴェ指揮官が試合を振り返り、敗戦の弁を述べた。
「今日はミラノ勢との差を9ポイント、11ポイントとする可能性があったが、60分間にわたってプレーができていなかった。平手打ちを受けてようやく反撃した。これから難しい試合が待っている。再び立ち上がり、ミスに関して取り組んでいかなければならない」
「終盤は良くなったが、試合に対してより良いアプローチが求められる。コーナーキックのシーンにおいても、やや注意力を欠いてしまった。言い訳にするべきではないが、コンディションを戻し始めたばかりの(フェデリコ)キエーザや(ポール)ポグバもいれば、かなりの出場数をこなしている選手たちもいる」
アッレグリは、ケガから復帰したばかりのキエーザやポグバについてさらに語り、自身の見解を示した。
「キエーザは前回の試合で90分間プレーしていたので先発できる状態になかった。ポグバは前回よりは良いが、まだコンディション調整が遅れている。90分間プレーするにふさわしい状態にない。それでも彼は強い選手であり、別物であることは見て取れる」
サッスオーロの決勝点につながったCKのシーンでは、22歳ニコロ・ファジョーリのクリアミスがグレゴワール・デフレルへのアシストとなった。直後にファビオ・ミレッティと途中交代した22歳MFはベンチで号泣。カルロ・ピンソーリオに慰められるも、涙を抑えることはできなかった。
アッレグリはそんな若き才能を擁護。「責任感のある若者だ。だが誰もがミスを犯すものだ。彼が負けた試合の戦犯ではない。チーム全体がふさわしいパフォーマンスを見せられなかった」と強調した。
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