セリエA第30節のスペツィア戦(ラツィオが3-0で勝利)においてPKを沈め、7シーズン連続2ケタ得点をマークしたチーロ・インモービレ。今シーズンは度重なるフィジカルトラブルに見舞われながらの快挙達成だったが、ラツィオのエースは不運にも、再び戦列を離れることとなった。
イタリア紙『Gazzetta dello Sport』の報道によれば、インモービレは現地時間16日の朝、スタディオ・オリンピコからほど遠くないマッテオッティ橋でSUVのランドローバー・ディフェンダーを運転していた際、路面電車と接触する事故に見舞われた。
この事故には、複数の車が巻き込まれており、インモービレと同乗していた娘2人を含む合計7名が病院へと救急搬送された。ラツィオFWのSUV車はボンネット部分が大破した一方、路面電車は脱線して道路脇の歩道まで乗り上げたと伝えられている。
ラツィオ主将は事故直後、「路面電車が赤信号で侵入してきた。僕は幸運にも元気だ。腕が少し痛いだけだ」と話していたとみられるが、乗客らは事情聴取を受けたものの、路面電車が赤信号で通過したかどうかの詳細は現時点で判明していない。
また、ラツィオは公式サイトを通じ、インモービレの容体について声明を発表。イタリア代表FWは脊椎を負傷しているほか、第11肋骨の複雑骨折が認められ、経過観察中となっている。
ピッチへの復帰には、10~15日を要すると見られており、日本時間23日のトリノ戦の欠場はほぼ確実。30日に敵地で行われるインテルとのビッグマッチへの出場も危うくなった。なお、ラツィオのエースは今シーズン、度重なるフィジカルトラブルにより、リーグ戦の出場時間の40%以上を欠場している。
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