イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』は18日、セルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチが今夏にユヴェントスを退団する可能性について報じた。
現在23歳のヴラホヴィッチは、母国セルビアのクラブであるパルチザンの下部組織出身。2015年に弱冠15歳にして同クラブとプロ契約を締結すると、2016年にはクラブ史上最年少プロデビューを果たした。
18歳の誕生日だった2018年1月28日には、フィオレンティーナと契約を締結。イタリアの地で挑戦を始めた。2020-2021シーズンには、セリエAで37試合に出場して21ゴール2アシストを記録し、ビッグクラブから注目を集める存在となった。2022年1月28日にはユヴェントスへ完全移籍。今シーズンはここまで公式戦33試合に出場して11ゴール4アシストをマークしている。
だが、『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、ヴラホヴィッチに対してチームの大黒柱となるような活躍を期待していたユヴェントスは、ここまでの成績に物足りなさを感じている模様。また、同紙はプレミアリーグの複数クラブがヴラホヴィッチ獲得に関心を示していることを伝え、特定のクラブ名を挙げてヴラホヴィッチの去就に言及した。
「ヴラホヴィッチの未来はいまだ決まっていない。イングランド方面で獲得の準備を整えたクラブがあるという情報もあるなら、なおさらだ。セルビア人は、タイトルを争い、プレミアリーグの頂点へと立つ準備ができているアーセナルを特に気に入っている」
『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、虚偽会計と不正なキャピタルゲインの疑いによって勝ち点15を剥奪されたことを受けたユヴェントスが「再投資のための資金をもたらすことができる選手たちを売却するだろう」と分析。ヴラホヴィッチのように高値のつく戦力を市場に出し、手にした移籍金を原資に“新時代”を再構築しようと試みているとした。
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