22日、各地でJ1、J2、WEリーグのゲームが開催された。
J1は2試合が行われた。デーゲームのサンフレッチェ広島対FC東京の一戦は、前半にスコアが動く。5分に中村帆高がセットプレーからゴールを決め、アウェイの地でFC東京が先制に成功すると、28分には安部柊斗がネットを揺らし、同級生コンビのゴールでリードを広げた。
ホームで思わぬビハインドを負ってしまった広島は、前半のうちに森島司のゴールで1点を返すことに成功する。しかし、何とか追いつくために攻勢を強めた後半であったが、最後まで追いつくことができず、広島の連勝は『5』でストップ。反対に敵地で勝利したFC東京は5試合ぶりの勝点3を手にした。
ナイトゲームで開催された一戦は、今節最大の注目カードとなった。首位・ヴィッセル神戸と昨季王者・横浜F・マリノスの激突は、予想を裏切らない白熱の90分となる。
先手を奪ったのはホームの神戸。19分に汰木康也、28分に大迫勇也が連続してゴールを奪い、願ってもない展開に持ち込んだ。
しかし、横浜FMもそのまま易々とは引き下がらない。すぐに反撃を開始。33分にアンデルソン・ロペスが1点を返すと、アディショナルタイムには渡辺皓太が同点ゴール。前半のうちに追い付いた。
打ち合いとなった前半とは一転、後半は勝負の1点を巡って一進一退の攻防が繰り広げられ、お互いに一歩も引かない手に汗握る時間が続いた。その中、82分にようやく決勝点が生まれる。敵陣で奪ったボールを途中出場のヤン・マテウスが運び、左サイドからクロスを入れる。これをゴール前で合わせたのはアンデルソン・ロペス。上手く頭で合わせたボールがゴールに吸い込まれ、横浜FMが0-2からの大逆転劇を完結させた。
この結果、両チームの差は2ポイントとなり、上位争いがより混とんとしてきた。
J2は5試合が開催され、その内4試合で決着が付いた。首位・町田ゼルビアをホームに迎えたヴァンフォーレ甲府は、前半終了間際にピーター・ウタカが挙げた1点を守り切り、勝点3を手にした。また、8連敗中であったモンテディオ山形は敵地で東京ヴェルディに競り勝ち、約2カ月ぶりに勝利の喜びを味わった。
その他、監督交代後、好調を維持する清水エスパルスは大宮アルディージャに3-0で勝利し今季初の連勝を飾れば、V・ファーレン長崎対ブラウブリッツ秋田の上位対決は長崎に軍配。3位に浮上した。
そして、WEリーグは3試合を開催。三菱重工浦和レッズレディースがマイナビ仙台レディースに勝利し、首位の座をキープした。
・J1第9節
広島 1-2 FC東京
神戸 2-3 横浜FM
・J2第11節
大宮 0-3 清水
甲府 1-0 町田
岡山 1-1 山口
長崎 4-2 秋田
東京V 1-2 山形
・WE第19節
新潟L 2-2 千葉L
マイ仙台 1-2 浦和L
N相模原 0-1 EL埼玉
関連記事
●【プレビュー】チーム状態は好対照。アルビレックス新潟対鹿島アントラーズの見どころ | 日程・放送・配信予定 | Jリーグ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?