23日、各地でJ1、J2、WEリーグが行われた。
J1は7試合が開催。前日にヴィッセル神戸が敗れたことで名古屋グランパスには、勝てば、単独首位浮上のチャンスが到来。その中で湘南ベルマーレをホームで迎えた一戦は、41分にMF森下龍矢のゴールで先制した名古屋が50分にはDF中谷進之介のゴールでリードを広げ、試合を優位に進める。
だが、ここから湘南が巻き返す。56分、山田直輝のゴールで1点を返すと、80分には山田が倒されてVARによって獲得したPKをを町野修斗が沈めて、ドローで決着。名古屋は、湘南の同点ゴールの前にカウンターから3点目を仕留めたが、その直前のプレーでPKが認められたことで、歓喜から一転、幻のゴールとなり、首位浮上とはならなかった。
また川崎フロンターレと浦和レッズの一戦は、スコアレスで迎えた後半にゲームが動く。まずは48分、川崎FがMF家長昭博のクロスを体勢を崩しながら押し込んだMF脇坂泰斗のゴールで先制するが、その後は浦和にボールを保持される展開を強いられ、81分には途中出場のFWブライアン・リンセンの初ゴールで追いつかれ、勝ち点1を分け合った。
リーグ4連敗と苦しんでいた鹿島アントラーズは、鈴木優磨の1ゴール・1アシストの活躍でアルビレックス新潟を下し、6試合ぶりの勝利を飾ったほか、サガン鳥栖は京都サンガF.C.の反撃を振り切って3試合ぶり勝利、またセレッソ大阪は、DF毎熊晟矢のゴールを逃げ切って今季初の連勝を飾っている。
5試合が行われたJ2。首位と勝ち点「1」差で2位を走る大分トリニータは、水戸ホーリーホックと対戦したが、後半に失点を許して完封負け。今季初の連敗で勝てば首位浮上のチャンスを活かすことはできなかった。
一方で藤枝MYFCは、後半ベガルタ仙台に逆転を許しながらも、86分にMF久保藤次郎の得点で追いつくと、後半アディショナルタイムには途中出場のFW矢村健が値千金の決勝点を決め、劇的な形でリーグ3連勝している。
その他、ジュビロ磐田と栃木SCが1点差を逃げ切って勝ち点3を獲得し、最下位の徳島ヴォルティスはザスパクサツ群馬とスコアレスドローにを終わり、開幕からの未勝利が続いている。
2試合が行われたWEリーグは、INAC神戸レオネッサが敵地で大宮アルディージャVENTUSを下し、リーグ戦では3試合ぶりの白星で首位を走る三菱重工浦和レッズレディースとの勝ち点「3」差を死守し、その後を追う日テレ・東京ヴェルディベレーザもFW藤野あおばの2ゴールの活躍でリーグ3連勝を達成している。
■4月23日開催 結果
・J1第9節:
札幌 2-2 福岡
新潟 0-2 鹿島
京都 2-3 鳥栖
C大阪 1-0 柏
名古屋 2-2 湘南
川崎F 1-1 浦和
G大阪 1-1 横浜FC
・J1第11節:
栃木 1-0 いわき
群馬 0-0 徳島
金沢 1-2 磐田
藤枝 3-2 仙台
大分 0-1 水戸
・WEリーグ第14節:
大宮V 0-1 I神戸
S広島S 1-3 東京NB
関連記事
●【動画】鮮やかな逆転勝利で横浜FMが首位・神戸をストップ。FC東京は同級生コンビのゴールで5試合ぶりの勝利をつかむ| 4月22日結果まとめ | Jリーグ&WEリーグ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?