今月初めに首位ナポリから4得点を奪う大勝を収めた後、格下を相手に2戦連続でドローに終わっていたミラン。勝ち点剥奪が保留となったユヴェントスに追い抜かれてUEFAチャンピオンズリーグ出場圏外の5位へと後退する中、日本時間24日、レッチェをホームに迎えると、ラファエウ・レオンのドッピエッタ(1試合2得点)により、難敵を2-0で退けた。
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サンシーロで昨年11月のフィオレンティーナ戦以来、約5カ月ぶりのゴールを決め、今シーズンのリーグ戦で12得点目をマークしたレオン。セリエA2シーズン連続で10ゴールを上回る記録を残し、クリスティアーノ・ロナウドに続くポルトガル人史上2人目の快挙を達成した23歳の逸材FWが試合を振り返った。
「ゴールを挙げることができなくても、常に今日のようなパフォーマンスを目指してプレーし、チームメートのために素晴らしい試合ができるよう努力しているんだ。リーグ戦でしばらく勝利を収めていなかったので、今日は勝つことが一番重要だった」
「レッチェのようなチームからゴールを奪うのは難しい。僕の前半のゴールは、穏やかにロッカールームに戻るためにも重要だったと思う。後半も2点目を狙っていたが、今日は勝つことが大切だった。昨年11月以来のホームでの得点はうれしい。サンシーロのこの最高のサポーターの目の前でゴールを決めるのは、いつでも素晴らしいものだよ」
身長188センチと上背のあるレオンだが、ヘディングによる得点は3年前のレッチェ戦が最後となっていた。だがこの日、40分にコーナーキックのシーンで久々のヘッド弾をマークし、ピオリからも「ようやく頭で決めてくれた」と喜びの言葉が飛び出した。ポルトガル代表FWも自身のパフォーマンスに満足感を示した。
「チーム練習の後も、監督とクロスに対する練習をしている。監督からはヘディングでゴールを決めるように求められているんだ。僕の体格だったら、もっとヘッドで得点を挙げるべきなので、今日は満足しているよ」
今シーズンは、UCL準々決勝でナポリを下し、インテルとの準決勝へと駒を進めたミラン。レオンは来シーズンもヨーロッパの大会へ出場するために、セリエAの終盤戦へ意欲を燃やしている。
「UCLで信じられないようなシーズンを過ごしている。僕らは来シーズンも同じ舞台に立ち、ヨーロッパ最強のチームと戦わなければならないと思っている。そのためにはリーグ戦において、可能な限りより多くのポイントを獲得しなければならない」
「ユヴェントスに追い抜かれたこと? 当然、影響はあるが、僕らは他のチームのことに気を取られずに、自分たちの仕事をするだけだ。今日も自分たちの仕事をすることができて満足している」
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