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【動画】2007年のACL決勝で坪井慶介が埼スタの雰囲気に感じたこと「今日は勝つ以外の選択肢は絶対にないという気持ちになっていた」 | AFCチャンピオンズリーグ

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【動画】2007年のACL決勝で坪井慶介が埼スタの雰囲気に感じたこと「今日は勝つ以外の選択肢は絶対にないという気持ちになっていた」 | AFCチャンピオンズリーグDAZN
【国内サッカー・ACLニュース】いよいよ幕を開けるアジア最強クラブを決めるAFCチャンピオンズリーグ決勝を前に、DAZNでは24日から5日間連続で過去にJリーグ勢が出場した決勝を『AFCチャンピオンズリーグファイナルRE-LIVE』として配信。2007年の浦和レッズ対セパハン(イラン)の決勝を当時DFを務めていた坪井慶介氏と振り返った。
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4月30日、ついにアジア最強クラブを決めるACL決勝のファーストレグが幕を開ける。相対するのはアジア東地区を勝ち上がった浦和レッズと、アジア西地区を圧倒的な強さで勝ち上がってきた前回大会王者のアル・ヒラル(サウジアラビア)。両者の激突がどんなドラマを生み出すのか大いに注目される。

そんな浦和が初めて決勝に挑んだのが、2007年のセパハン戦だった。当時のメンバーには、坪井氏はもちろんのことDF田中マルクス闘莉王やMF長谷部誠、MFロブソン・ポンテ、FWワシントンらが所属。前年にJリーグと天皇杯を制し、初のACL制覇に臨んでいた。

敵地でのファーストレグを1-1で折り返し、迎えたセカンドレグ。ホームの埼玉スタジアムには5万9034人の観客が集まり、大一番に挑む選手を後押し。その光景を見て坪井氏は「この当時も思っていましたけども」と前置きしつつ、当時の心境を明かした。

「改めてこうやって過去の映像を見ても凄いですね。(ビジュアルサポートは)今でもこれを覚えていますけど、階段を上がって(ピッチに)入っていくんですけど、眼下にこれがブワーッと広がるんですよ。この瞬間、今日は勝ったなというか、今日は勝つしかそれ以外の選択は絶対にないという気持ちになっていましたね」

試合に向けての精神状況については「すごく落ち着いていた」と主張。キャプテンマークをどうするかというところでのエピソードを明かしつつ、「バスでロッカールームに入っていくんですけど、ホテル集合してバスに入っていくところからいつも通りの雰囲気だなと思っていました」と普段通りの姿勢を貫けていたことを語った。

試合の中では当時のゲーム分析やMF阿部勇樹ら選手のエピソードなどを披露。ゲームは22分にFW永井雄一郎のゴールで先制した浦和がリードを守りながら時間を進めると、71分に阿部のゴールで追加点を奪取し、一気に試合の大勢を決めた。このまま試合は終了。セカンドレグを2-0で制した浦和が、トータルスコア3-1で勝利を手にした。

坪井氏は「最高としか言い表せない、そういう気分でした。この場に立っていられることの幸せを噛み締めました」とゲームが終わった瞬間を振り返りながら、「現役生活18年ですけど、印象的なシーン、印象的な試合を教えてくださいと言われた時は、この試合を挙げることが多いですね」と語り、いかに大きな試合であったかを明かしていた。

今回の決勝に向けてもアウェイで引き分け以上て帰って来れば「またこのような風景が見られるかもしれない」としつつ、「やってきたことを信じて、どうやってこのメンバーで楽しむか。サポーターを含めて最高の場所を楽しんでいくか。もちろん楽しむは楽することではなく、今までの苦労を含めて楽しんで欲しい」とチームにエールを送っていた。

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