2013-14シーズン以来、9年ぶりのコッパ・イタリア決勝進出を目指すフィオレンティーナ。日本時間6日に行われたクレモネーゼとのファーストレグで2-0と敵地で先勝し、28日にホームのアルテミオ・フランキでセカンドレグへ挑む。指揮官のヴィンチェンツォ・イタリアーノが記者会見の席で意欲を示した。
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「両チームにとって重要な一戦になるだろう。我々は、前節で得た小さなリードからのスタートになる。みんなが夢見る重要な目標に到達するために、このリードをしっかりと守り、最大限に活かしていかなければならない」
「結果が決まりきった試合など存在しない。落とし穴が潜んでいるはずだ。それでもこの試合がフィオレンティーナの歴史において何を意味するのか分かっているからこそ、全力を尽くして決勝へたどり着くために、100%の集中を保っている」
2月中旬以降、公式戦14戦無敗の快進撃を見せていたフィオレンティーナ。だが直近の2試合では、合計6失点を記録して連敗を喫した。
「選手たちとは、この話をした。以前は安定した守備で違いを作り出し、あらゆる状況に注意を払っていたことで失点は少なかった。だが、直近では注意力が足りずに高い代償を払うことになった。しかし集中力を引き上げ、より正確な状況判断をすれば良いだけだ」
今シーズンは、イタリア杯だけでなく、UEFAカンファレンスリーグ(UECL)の準決勝にも勝ち上がり、リーグ戦でも好成績を収めるフィオレンティーナ。45歳の若手指揮官は、自身のフィレンツェでの2シーズン目に満足感を示した。
「今シーズンの成績はうれしく思っている。ヨーロッパの大会に上手くアプローチし、参加する3大会のすべてで結果を残していることは、誇りに思う。毎日、選手たちが成長を求めてピッチに入り、全力を尽くしてくれているおかげだ。これから我々のファンに感動をプレゼントするために、さらに1歩前進しなければならない」
放送・配信予定
- フィオレンティーナ vs クレモネーゼ
- 配信:DAZN
- キックオフ:2023年4月28日(金)日本時間4:00
- 会場:スタディオ・アルテミオ・フランキ
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