最強の敵と言って過言ではないのがアル・ヒラルだ。サウジアラビア代表を中心としたチームは、欧州からも即戦力を補強。一番前から一番後ろまで素晴らしいスカッドが揃えられている。
槙野氏と佐藤氏はアル・ヒラルの映像を見ながら「個の力」に言及。槙野氏は「各ポジションの能力、求められていることが整理しているし、ハッキリしている」と語りつつ、「しっかりとボールを奪い切る、球際のところもそうですけど、奪い切った後は一人ひとりポジションをとって、ボールを握る能力も握り方も知っているので、アジアの中でも群を抜いて強いチームだと思う」と自身の見解を明かした。
そのほかにもアル・ヒラルのビルドアップやアタッキングサードの崩しを分析。その上で、相手のキーマンにMFアル・ファラジを挙げた。
また、アル・ヒラルの分析をした中で浦和がどう戦うべきかに言及。佐藤氏は相手のウィークについて「セットプレーのマークの付き方やクロス対応が挙げられる」とし、相手が4バックのため「ラインのギャップが生まれやすい」ことからFW興梠慎三を含め前線の選手がラインブレイクしやすいのではと述べた。佐藤氏は続けてキープレイヤーとしてMF小泉佳穂の名前を挙げ、「しっかりライン間で受けられるとリズムができるかな」と語った。
最後に槙野氏は期待する選手として「西川(周作)、興梠」と主張。その理由について過去のエピソードを踏まえながら自身の思いを明かした。
「やはり経験者、ベテラン、ACLをよく知っている、決勝の舞台を知っている、浦和レッズというチームを知っている。そういうベテランがセンターラインの前と後ろにいることはものすごく心強いと思う。(興梠は)実は2017年の大会前、キャプテンでも副キャプテンでもないのに、この男が全員を集めて明日はこういう試合をしようというミーティングを開いたいんですよ。ACLを本当に知っている。あとはメンターですから。みんなのモチベーションを上げたり、メンタル面をカバーできる漢ですから、興梠と西川がいることは大きいかなと思います」
重要な大一番で浦和は3度目の戴冠を成し遂げることができるのか。ACL決勝に注目だ。
関連記事
● 【動画】浦和が10年ぶり2度目の戴冠! 2017年ACL決勝、那須大亮氏が称賛した浦和戦士とは?「かなり存在が大きかった」 | AFCチャンピオンズリーグ
AFCチャンピオンズリーグ2022|今後の日程・スケジュール
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?