3度目の優勝を目指す浦和は、敵地での重要な一戦に臨んだ。スタメンにはGKに西川周作を据え、最終ラインにはDF酒井宏樹、マリウス・ホイブラーテン、アレクサンダー・ショルツ、明本考浩を起用。ダブルボランチにはMF岩尾憲と伊藤敦樹を並べ、2列目には関根貴大、小泉佳穂、大久保智明、そして最前線にFW興梠慎三を入れた11人で試合に入った。
試合は立ち上がりからアル・ヒラルが主導権を握りながら攻撃を展開していく。迎えた13分には右サイドを攻略されると、最後はクロスに反応したFWサレム・アルダウサリにゴールネットを揺らされ、浦和は先制点を献上してしまった。
ただ、この1失点で崩れることなく、その後は集中した守備を披露。危ないシーンこそあったが、身体を張った守備などもあり0-1で後半へと折り返した。
後半も大きく流れが変わることのないまま時間は過ぎていたが、53分に浦和にビッグチャンスが訪れる。前を向いた大久保から最終ラインの背後へとボールが出ると、相手DFのクリアボールがゴール方向へ。このボールはポストに阻まれたが、跳ね返ってきたボールにいち早く反応した興梠がゴールへと押し込み、数少ないチャンスを見事にモノにする形で浦和が試合を振り出しに戻した。
その後、拮抗した展開が続いた中、86分には先制ゴールを奪ったアルダウサリが岩尾への悪質なプレーで一発退場。数的優位を得た浦和は、最後までアル・ヒラルの猛攻をしのぎ切り、敵地で貴重なアウェイゴールを奪ってセカンドレグへと折り返すことに成功した。
関連記事
● 【動画】浦和が10年ぶり2度目の戴冠! 2017年ACL決勝、那須大亮氏が称賛した浦和戦士とは?「かなり存在が大きかった」 | AFCチャンピオンズリーグ
AFCチャンピオンズリーグ2022|今後の日程・スケジュール
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?