インテル対ユヴェントス
歴代3位となる8度の大会制覇を記録するインテルと、歴代最多14度の優勝を誇るユヴェントスが決戦を迎える。
一進一退の攻防で進んだ1stレグは、ホームのユヴェントスがフアン・クアドラードのゴールで先制するも、アディショナルアイムに相手のハンドで獲得したPKをロメル・ルカクが決めて1-1のドロー決着。ルカクはゴール後、ユヴェントスファンへのジェスチャーで2枚目のイエローカードを受けて退場となり、出場停止処分に。しかし、これはのちに撤回され、今回の試合に出場可能となった。
リーグ戦でナポリを追走してきたインテルだが、直近の6試合で4敗を喫するなど失速。それでも、チャンピオンズリーグでベスト4入りを果たすと、直近のエンポリ戦を3-0で勝利するなど復調気配を示した。とりわけ、エンポリ戦では2ゴールを挙げたルカクとラウタロ・マルティネスが存在感を示したのは心強い。連覇に向けてホームアドバンテージを活かし、連覇に王手をかけることができるか。
対するユヴェントスは、セリエAで剥奪されていた勝ち点15が一旦戻ることになり、リーグ3位に浮上。ヨーロッパリーグ準々決勝でスポルティングCPを退けて準決勝に進出したものの、リーグ戦では直近のナポリ戦を0-1で落として3連敗を喫するなど、状態が良いとは言えない。それでも、ナポリ戦でベンチ入りしたブレーメルの復帰が見込めるのは好材料。昨年決勝で敗れたリベンジを敵地で果たすことができるか。
フィオレンティーナ対クレモネーゼ
2000-01シーズン以来7度目の優勝を狙うフィオレンティーナと、初優勝を夢見るクレモネーゼが決勝進出をかけて対戦する。クレモネーゼホームの1stレグではアルトゥール・カブラウのゴールで先制したフィオレンティーナが後半にもニコラス・ゴンサレスがPKを沈め、2-0で勝利した。
アドバンテージを手にしたチームは2月下旬から4月上旬にかけて公式戦9連勝を達成するなど絶好調だったが、直近のモンツァ戦では2-3で敗戦。リーグ戦10位と残留を確実としている中、ベスト4入りを決めているヨーロッパカンファレンスリーグ、そしてこのコッパ・イタリアの制覇に比重をかける。
対するクレモネーゼはリーグ戦で19位に沈んでおり、最優先の目標はセリエA残留に。ミッドウィークに行われる今回の一戦でのダヴィデ・バッラルディーニ監督のマネジメントは難しいところだが、大逆転でのクラブ史上初のファイナル進出となればリーグ戦にも弾みがつくのは間違いない。
コッパ・イタリア準決勝2ndレグ
▽4月27日(木)
4:00 インテル vs ユヴェントス
▽4月28日(金)
4:00 フィオレンティーナ vs クレモネーゼ
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