UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)やコッパ・イタリアで躍進を見せる一方、リーグ戦では直近の6試合でわずか1勝と成績不振に見舞われて6位へと後退したインテル。日本時間30日、指揮官の古巣である2位ラツィオとのビッグマッチに臨むと、30分に先制点を奪われたが、途中出場したラウタロ・マルティネスのドッピエッタ(1試合2得点)などで3-1と逆転勝利を収めた。
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大一番を制し、ミランやローマと並ぶ57ポイントを獲得して再びUCL圏内の4位へ浮上したインテルのシモーネ・インザーギが喜びを語った。
「すばらしい試合だった。選手たちは準備していた通りに上手くやってくれた。対戦相手のラツィオは極めて強く、多くの落とし穴が待ち受けている可能性があったと言える。前半終了後はリードされていたが、後半に武器を用意していただけに心配はなかった。勝利に十分ふさわしいパフォーマンスだった」
「選手たちからは、アグレッシブさや決意、アドレナリンが感じられた。こうした要素があったことでスコアを覆し、ふさわしい勝利を収めることができた。リーグ戦では巻き返しを図らなければならないが、選手たちに言うことは何もない」
「常にトレーニングにおいて、狂ったほどの努力をみせてくれている。カップ戦においては感動を与えてくれているし、指揮官としては、これだけで十分だ。全力でシーズン終盤戦へ臨むために全員が集中している」
昨夏に、1年ぶりにインテルへ復帰したロメル・ルカクは、フィジカルトラブルの影響もあり、長らく活躍できずに批判の的となったが、前節のエンポリ戦でドッピエッタを記録すると、ラツィオ戦では2アシストで勝利に貢献した。
「ルカクのコンディション? (マルセロ)ブロゾヴィッチと同様に1月にチームに合流したのだが、現在は、他の選手たちと同様に、チームに大きく貢献してくれている。まだ残り試合は多い。我々の準備はできているつもりだ」
最後に33年ぶりの優勝が間近に迫るルチアーノ・スパレッティ率いるナポリにも言及。「ナポリやスパレッティには賛辞を贈りたい。他のチームになかった継続性を示し、最高の仕事をしたと言える」と述べた。
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