今回は5月15日に30周年を迎えるJリーグのこれまでを振り返り。かつての名場面などを見ながら、内田氏と佐藤氏が自身の思い出を明かした。
その中、話題はJ史上最強のチームはどの時代のどのチームかという話に。これまで年間王者としてシャーレを掲げた10チームの中で、二人が考える最強チームを挙げた。
最初に回答を求められた佐藤氏は「メンバー表を見て、あっ、ここは選手がすごいなと思わせるのが大事」とした上で、2002年のジュビロ磐田を選択。2トップに中山雅史と高原直泰が並び、中盤にも名波浩や福西崇史、服部年宏ら豪華な陣容が揃ったチームを挙げた。ちなみに佐藤氏は2000年のデビュー戦で磐田と対戦。ピッチに入った時に福西氏と服部氏の「こいつ誰?知らね」という会話に「心が折られて、15分くらいしかプレーしていないけど何も爪痕を残せなかった」というエピソードを明かした。
また、佐藤氏は2009年の鹿島アントラーズとも答え、自身がサンフレッチェ広島時代に成し遂げられたなかった3連覇を手にしたチームに対して「強さを維持する難しさが本当にあると思う」と語り、それだけの強さを誇っていたと称賛した。
一方、内田氏は応援していた世代的にも佐藤氏と同じく2002年の磐田を「心に焼き付いている」と同調した。その上で、実際に対戦して強かったチームとしては「2006年の浦和レッズ」と主張。一年目で浦和の強さを肌で実感したと語り、「小野伸二が活躍するのよ。凄いいろいろなシュートをぽんぽん打って。それでワシントンとポンテでしょ。強いわ。やっぱ人だわ」と笑った。
人によって様々な見解が出てきそうなJリーグの歴代最強チーム。その中でも内田氏と佐藤氏は、2002年の磐田という意見が強いようだ。
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