14日、各地でJ1、J2、J3、WEリーグが開催された。
5試合が行われたJ1。注目カードとなったのは、『Jリーグ30周年記念スペシャルマッチ』として国立競技場で開催された鹿島アントラーズと名古屋グランパスの上位対決だ。
立ち上がりから試合を優位に進めたのは鹿島だった。ロングパスを軸に攻撃を組み立て、奪われても固い守りで対抗。いい守備からいい攻撃を繰り出していくことで主導権を握っていった。すると29分、CKからFW鈴木優磨がヘディングでゴールネットを揺らして先制点を奪取した。
後半に入っても大きく状況は変わらず。名古屋はボールを保持しながら攻め込もうとするが、なかなか鹿島の堅守を打ち破ることができず。逆に84分にロングボールを起点に攻め込んだ鹿島は、一度は阻まれるも、再びボールを奪い返したところからFW知念慶がシュート。これがゴール左に決まり、試合を決める大きなゴールが生まれた。このまま試合は終了し、上位対決を制した鹿島は、5試合連続無失点で5連勝となった。
上位チームでは、2位の横浜F・マリノスがアウェイでアルビレックス新潟と対戦した。前日にヴィッセル神戸が勝利したことで追っていくためにも負けられない横浜FMだったが、前半のうちにMF藤田譲瑠チマのヘディングで先制したものの、後半に入ってMF伊藤涼太郎とMF三戸舜介に素晴らしいゴールを決められて逆転を許す展開に。終盤は猛攻を仕掛けたが、最後まで同点弾を奪えないまま試合終了のホイッスルを聞いた。
そのほか、アジア王者となった浦和レッズはホームでガンバ大阪に逆転勝ちし、セレッソ大阪は敵地で京都サンガF.C.を相手にウノゼロの勝利。アビスパ福岡とサガン鳥栖の試合はスコアレスドローとなった。
J2は1試合が開催。いわきFCとブラウブリッツ秋田の試合は拮抗した展開となるが、ゲーム終盤にFW吉田伊吹が一度は止められながらもPKのこぼれ球を決め切り、秋田が1-0で勝利した。
7試合が開催されたJ3では、首位のAC長野パルセイロを追うカターレ富山がホームで福島ユナイテッドFCに勝ち切り2位に浮上。愛媛FCはFC今治とドローで3位に落ちている。
WEリーグは3試合が開催。首位の三菱重工浦和レッズレディースと2位のINAC神戸レオネッサの天王山は、一度は追いつかれる展開となりながらもFW菅澤優衣香のゴールで突き放したレッズレディースが2-1で勝利を手にした。また、日テレ・東京ヴェルディベレーザは、FW植木理子の5ゴールの活躍でちふれASエルフェン埼玉に9-0で大勝している。
■5月14日開催 結果
・J1第13節:
鹿島 2-0 名古屋
新潟 2-1 横浜FM
京都 0-1 C大阪
福岡 0-0 鳥栖
浦和 3-1 G大阪
・J2第15節:
いわき 0-1 秋田
・J3第10節:
鳥取 2-2 沼津
八戸 2-3 岩手
今治 0-0 愛媛
鹿児島 2-0 琉球
富山 1-0 福島
讃岐 0-2 岐阜
北九州 0-1 宮崎
・WEリーグ第18節:
マイ仙台 0-0 新潟L
I神戸 1-2 浦和
東京NB 9-0 EL埼玉
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