25日に行われるコッパ・イタリア決勝では、インテルとフィオレンティーナが激突する。
今シーズンのコッパ・イタリアは、欧州で躍進を見せた2クラブによる戦いとなる。インテルはUEFAチャンピオンズリーグ（CL）、フィオレンティーナはUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ（ECL）でファイナリストとなっており、インテルはマンチェスター・シティと、フィオレンティーナはウェストハムとタイトルを争う。ECL決勝は6月8日、CL決勝は6月11日に開催予定。インテルとフィオレンティーナは、互いの大一番に先んじてコッパ・イタリア優勝を目指すことになる。
インテルは47歳のシモーネ・インザーギ監督、フィオレンティーナは45歳のヴィンツェンツォ・イタリアーノ監督と、共に40代の指揮官が率いるチーム。残り2節となっているセリエAではインテルが3位、フィオレンティーナが11位とどちらも優勝を逃したが、コッパ・イタリアや欧州カップ戦では勝負強さを見せてきた。
イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』は22日、両者の通算対戦成績を紹介。インテルとフィオレンティーナは公式戦で185回対戦しており、インテルが77勝、フィオレンティーナが50勝、58回の引き分けとインテルが優勢だ。今シーズンのリーグ戦では、どちらもアウェイ戦で勝利している。同紙は、コッパ・イタリア決勝について「ネラッズーロが本命と目されているが、何かが起こる可能性もある」と、予測不能のファイナルとなることを示唆した。
『オリンピコ』が会場となるフィオレンティーナvsインテル戦は、25日の4:00にキックオフを迎える。
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