24日に行われたラ・リーガ第36節で、レアル・ソシエダとアルメリアが対戦した。
4位のレアル・ソシエダは、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得するべく邁進中。本拠地『レアレ・アレーナ』に14位のアルメリアを迎え、CL出場権を手繰り寄せる重要な勝点3獲得を狙った。
前半36分にアルメリアのコロンビア代表FWルイス・スアレスがレッドカードを受けて退場処分となり、レアル・ソシエダは数的有利な状況を手にする。すると、前半アディショナルタイムには日本代表FW久保建英が右サイドから中央にカットインして左足を振り抜き、鋭いシュートをファーサイドに突き刺した。
結局、久保の今季リーグ戦9ゴール目がそのまま決勝ゴールとなり、レアル・ソシエダが1-0で勝利。勝点を「68」に伸ばし、CL出場圏内の4位をキープしている。
スペインメディア『Noticias de Gipuzkoa』は24日、アルメリア戦後の記者会見におけるレアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督のコメントを紹介。同指揮官は「非常に満足している」と語りつつも、自身が「少し怒っている」ことを認めた。
「私たちが生み出したもの、私たちが手にしたチャンスを考えれば、3-0で勝てたはずだ。今回も、ゴール前でなかなか上手くいかなかったね」
チームにさらなる向上を求めたアルグアシル監督は、アルメリア戦で勝利を呼び込むゴールを決めた久保にも高い要求を課した。
「もっと欲しいね。彼にとってとても良い1年だったけれど、もっと良い結果を残せたとも思う。彼はすでに自分が挑む競争の激しさを知っているし、ここでは日々の練習で少しでも調子を落としたら、ベンチに入らなければならないことも知っている」
CL出場権に近付いたレアル・ソシエダだが、アルグアシル監督は「まだ勝点6が残っているし、ライバルは後ろから迫ってきている。とにかく残された2試合に勝ちたいね」と、気を引き締めた。また、25日にカディス戦を控えている5位のビジャレアルについて聞かれると、「もちろん(試合を)観るつもりだ。もしカディスが得点したらお祝いするよ」とジョークを飛ばした。
試合ハイライト
関連記事
● 【動画】久保建英、決勝点のイメージは「多分、ロッベン」…HTに同僚と交わした言葉も明かす | ラ・リーガ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。