24日に行われたラ・リーガ第36節で、レアル・ソシエダとアルメリアが対戦した。
来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得するべく奮闘している4位のレアル・ソシエダは、本拠地『レアレ・アレーナ』に14位のアルメリアを迎えた。
前半20分、レアル・ソシエダは元スペイン代表MFダビド・シルバが負傷交代するアクシデントに見舞われたものの、36分にアルメリアのコロンビア代表FWルイス・スアレスがレッドカードを受けて退場処分となり、数的有利な状況を手にする。
すると、前半アディショナルタイムには日本代表FW久保建英が躍動する。右サイドでボールを受けると、アルメリアのポルトガル人MFをかわして中央にカットイン。左足を一閃すると、鋭いシュートがファーサイドに突き刺さった。
結局、久保の今季リーグ戦9ゴール目がそのまま決勝ゴールとなり、レアル・ソシエダが1-0で勝利。勝点を「68」に伸ばし、CL出場圏内の4位をキープしている。
スペイン紙『エル・デスマルケ』は24日、「ロッベンから受けたインスピレーション」と題して、決勝ゴール奪取の久保を称賛。同紙は「レアル・ソシエダに勝利をもたらすゴールや素晴らしいプレー内容だけでなく、試合後のクボの発言も見逃せない」とし、久保のコメントを紹介している。
ゴールのインスピレーションについて聞かれた久保は「多分、ロッベンかな」と、右サイドのカットインから強烈な左足シュートを放つことを得意としていた元オランダ代表FWアリエン・ロッベン氏がイメージとしてあったことを告白。また、「ハーフタイムにレミ(スペイン人GKアレハンドロ・レミーロ)が『トレーニングの時にも決めていたよな。そろそろ、ああいうゴールを決める頃だった』と言ってきたんだ」と、同僚と交わした言葉も明かした。
さらに、久保は平日にも関わらず『レアレ・アレーナ』に駆けつけた数多くのファンの重要性を強調。「およそ32,000人もの人々が来てくれたなんて信じられない。目標はどんどん近づいてきている」と、CL出場権獲得に意欲を燃やした。
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