イタリア杯準決勝でマッシミリアーノ・アッレグリ率いるユヴェントスを下したインテルは、日本時間25日、クレモネーゼを退けて勝ち進んだフィオレンティーナと、スタディオ・オリンピコの決勝で対戦。ラウタロ・マルティネスのドッピエッタ(1試合2得点)による2-1の逆転勝利で、2年連続で大会を制した。
一発勝負では圧倒的な強さを誇り、通算8戦目となる決勝で7度目の勝利を収めた47歳の“レ・ディ・コッペ(カップ戦の王)”との異名を持つインザーギは、フィオレンティーナ戦終了後、『Mediaset』のインタビューで喜びを語った。
「昨シーズンに続いての連覇を目指していた。望んでいた優勝カップを獲得することができ、満足している。選手たちは素晴らしかった。相手は重要なチームであり、かなり気をもまされた。序盤で通常は見せないようなアプローチの失敗もあった。それでも選手たちはよくやってくれた。試合で集中力を切らさずにスコアを覆し、すぐれた相手を倒すことができた」
6月10日には、ジョゼップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・シティとのUEFAチャンピオンズリーグ決勝も控えるインテル。インザーギは、「すべてをかけて戦いたい。だが、その前にリーグ戦の残り2試合があり、それからイスタンブールでの決勝が待っている。最高のシーズンだ。この調子を維持していきたい」と心境を語った。
さらにインテル指揮官は、29分および37分に立て続けにゴールを挙げ、チームを勝利へと導いたMVPのラウタロに賛辞を贈った。ミラノで5年目のシーズンを送るアルゼンチン代表FWにとって、インテルで公式戦通算100ゴール目および101ゴール目の節目となった。
「ラウタロは、他の選手たちと同様に最高に素晴らしかった。みんなの貢献もあり、私は非常に満足している」
そのラウタロもインタビューに応じ、インザーギ指揮下で4個目となるタイトルの獲得を喜び、満足感を示した。
「この2年間、偉大なクラブにいくつも優勝トロフィーをもたらすことができた。感動しているし、本当に満足している。僕らはこの調子を続けるべきだ。本当にうれしく思っている。もう一度、トロフィーを掲げたいと思っていた」
「序盤は悪かったが、上手く試合をひっくり返すことができた。トロフィーをミラノに留めることができ、満足している。僕にとって最高のシーズンに? これからもチームに貢献し、勝ち続けたい」
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